春日大社から徒歩で東大寺へ!鹿とのふれあい&大仏様の大きさに感動!|奈良公園めぐり②

お正月休みの三が日を過ぎてから行ったものの、人混みと渋滞を避けるため、朝7時30分に最初の目的地である「春日大社」の駐車場へ到着。

大失態もありつつ(笑)、無事に春日大社の参拝を終え、歩いて次の目的地である東大寺大仏殿へ。
(大失態の理由は1記事目に)

今回は鹿とのふれあいや、東大寺大仏殿の参拝などを沢山の写真を交えながらご紹介。

これから初めて東大寺大仏殿に行かれる方の参考になれば幸いです。

こちらの記事は、奈良公園めぐり2記事目となります。

※1記事目(春日大社散策)
※2記事目(鹿とのふれあい&東大寺散策) (当記事)
※3記事目(二月堂~国立博物館~興福寺など)

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目次

奈良公園散策は最初に見つけた駐車場から「歩いて移動」が効率的

東大寺 (1)春日大社駐車場
(春日大社駐車場 朝8時過ぎ)

春日大社から東大寺は、歩いて約20分で移動可能な距離だったため、そのまま徒歩にて東大寺へ。

我が家は朝8時過ぎには「春日大社の駐車場」から「東大寺大仏殿」に向かって歩き始めたので、まだ道路も空いており、観光客も少なく、東大寺内をゆっくり散策するができました。

「東大寺二月堂」の参拝を終えて「東大寺大仏殿」まで戻り、「東大寺ミュージアム」に向かったのは朝10時頃に。

朝10時頃になると、これから東大寺の大仏様を見に行く観光客(外国人も)かなり増えてきて、道路も混み始めていました。

春日大社参拝や東大寺などの奈良公園めぐりを予定している方は、観光した都度、車で移動していると駐車場の確保が難しくなると思います。

そのため、駐車場ははじめに止めた場所から移動せず、歩いて奈良公園の観光めぐりをされることをオススメします。

前回の記事でもご紹介しましたが、我が家が春日大社の駐車場から実際に歩いたコースをご紹介しておきます。

青文字の部分は「公式ホームページ」へのリンクが貼ってありますので、ご興味のある方はご覧ください。

春日大社

途中で鹿の餌やり

東大寺大仏殿

東大寺二月堂

東大寺ミュージアム

奈良国立博物館

興福寺

春日大社駐車場へ

※注意※
初めてこの記事を読んでいる方のために、再度お伝えしますが、これだけ歩くとかなり疲れます。^^;
スマホのアプリで「11.47km」となっていたので、もし同じコースを歩かれる場合は、「歩きやすい靴」で出かけることを強くオススメします。

では、東大寺大仏殿に向けて出発!

▼東大寺大仏殿 Google Map

鹿とのふれあいとハプニング

春日大社の駐車場から東大寺に向かって歩いている途中で「鹿せんべい」の自販機を見つけました。

東大寺 (2)鹿せんべい自販機

さすが奈良公園!鹿グッズまで自販機で購入できます。

「おせんべい500円は高いなぁ」

と思いつつ、せっかく餌やりを楽しみにしてきたので、早速、鹿せんべいを購入♪

可愛らしい六角形の箱に鹿せんべいが10枚入っていました。

▼鹿せんべいの箱

東大寺 (3)鹿せんべい箱

▼箱の中の鹿せんべい

東大寺 (4)鹿せんべい
東大寺 (5)鹿せんべい横

これでいつでも鹿の餌やりができるようになりました。

楽しみです(*^^*)

あっ!そうそう!

あとからわかったのですが、東大寺に向かっていくと、鹿せんべいが「箱なし」となりますが「10枚 200円」で売っていました~ ^^;

  • 箱代が300円(*_*)

ただ、持ち歩く時に箱がある方が便利だったので、まぁ良しとしておきます(笑)

【鹿の餌やりについて】
奈良公園公式ホームページ「奈良公園のシカとの接し方」
※鹿せんべいが無くなったら、鹿の目線で両手を上げて「もうないよ」の合図を

しばらく道なりに歩いていくと、右手に「奈良春日野国際フォーラム」という建物が見えてきました。

まだ開場前のため、チェーンがかかっていましたが、少し入らせていただいて記念撮影。

▼奈良春日野国際フォーラム

東大寺 (6)奈良春日野国際フォーラム
東大寺 (7)奈良春日野国際フォーラム

記念撮影を終え、さらに進むと右手に池が↓

東大寺 (8)浮雲園地の池

まだ早朝で寒かったため、表面に氷が張っていました↓

東大寺 (9)浮雲園地の池UP

右手には奈良公園最大の芝生広場である「浮雲園地」が広がっており、沢山の鹿が生息しています。

早速鹿と出会ったのですが、まだ早朝で眠たそう(笑)

東大寺 (10)浮雲園地の鹿

動きがないので餌やりは断念し、東大寺に向けて歩いて行きます。

ようやく「東大寺南大門」前に続く道に到着。

多くの鹿が寛いでいました↓

東大寺 (11)東大寺前の鹿

このあたりは観光客が多いので、鹿の方も人馴れしていますね。

すぐに鹿が寄ってくるので、カバンなどの持ち物を取られないように、しっかり持ち直し!

私が手になにか持っていると気がつき、早速鹿が近づいてきたので、夫に餌やりをしてもらい、記念撮影!

▼東大寺南大門近くで餌やり体験

東大寺 (12)鹿にえさやり

わたしはこちらの子鹿に餌やり♪

東大寺 (13)子鹿

私が写真撮影をしていたら

「痛っ!!コイツ、俺のおしりを噛んできた!」

と夫の声が(笑)

ちなみに夫のおしりに噛みついた鹿は、夫が最初に餌をあげたこちらの鹿です。

▼夫に噛みついた鹿

東大寺 (14)あまがみ鹿

優しそうな顔をして、恩を仇で返されました(笑)

他の鹿に餌やりしていたので、もっと鹿せんべいが欲しかったのか、催促の甘咬み(?)です。^^;

夫は軽く噛まれた程度で怪我もなく大丈夫でしたが、あくまでも野生の鹿なので、行かれる方は気を付けてくださいね。

東大寺南大門に向かう道では、店頭で鹿せんべいを「むき出しのまま」少し高い位置において「10枚 200円」で販売しています。

販売しているおじさんの真横に鹿がいて、せんべいが鹿の目の前にある状態だったのですが、勝手に食べることなく、おとなしくしていたので、見ていて面白かったです♪

ほんとうに沢山の鹿がいます。
そのため、「鹿のフン」もあちこち転がっているので、歩くときには足元に気をつけて散策を(笑)

まだ観光客が少なかったからか、あまりにも沢山の鹿が私達夫婦の方に寄ってきたので、両手を上げて「もうないよ」の合図をしつつ、急いで退散^^;

ちょっと怖かった~!

東大寺大仏殿に圧倒される!

鹿のえさやりを堪能し、いよいよ東大寺の大仏様を目指します。

しばらく歩いて行くと、東大寺世界遺産の石碑を発見。

▼東大寺世界遺産石碑

東大寺 (15)東大寺世界遺産石碑

さらに進むと、国内で最大級の山門である「東大寺南大門」が見えてきました。

▼東大寺南大門

東大寺 (16)東大寺南大門
東大寺 (17)東大寺南大門

東大寺南大門には「東大寺の仁王さん」と呼ばれる「金剛力士像」が安置されており、正面から見て門の左側が開口の「阿形(あぎょう)像」、右側が口を結んだ「吽形(うぎょう)像」となっています。

あまり綺麗に撮影できなかったのですが、記念に載せておきます。

▼開口の「阿形像」

東大寺 (18)南大門 開口の「阿形像」

▼口を結んだ「吽形像」

東大寺 (19)南大門 口を結んだ「吽形像」

阿形像:開いた口は、宇宙の始まり
吽形像:閉じた口は、宇宙の完成
を表わしているそうです。

この金剛力士像は

鎌倉時代初頭の建仁3年(1203)に運慶や快慶ら仏師たちによってわずか69日間で造像された巨大像

引用元:東大寺公式ホームページ(南大門)

と言われています。

門の北側には、日本最古の巨大な「狛犬(石獅子)」があるとのことですが、全く気が付かずに通り過ぎてしまいました…。残念!

東大寺南大門をくぐると、中門が現れます。

▼東大寺中門

東大寺 (20)東大寺中門

中門を正面に見て左手に「大仏殿入堂口」があり、左手奥にトイレがあります。

▼トイレ側からみた東大寺中門

東大寺 (21)南回廊外

▼東大寺大仏殿入り口

東大寺 (22)東大寺入口
入場料
  • 【東大寺大仏殿 入場料】
    大人600円、小学生300円
  • 【大仏殿+東大寺ミュージアムセット券】
    大人1,000円、小学生400円

※我が家はセット券を購入し、東大寺大仏殿参拝後に二月堂などを巡り、最後に「東大寺ミュージアム」へ行きました。

受付を済ませて案内の通りに進んでいくと、正面にお線香が置かれており↓

東大寺 (23)東大寺香炉

ここを左に曲がると、正面に東大寺大仏殿が現れました。

▼東大寺大仏殿

東大寺 (24)東大寺正面参道

世界最大級の木造建造物と言われるだけあって、とても迫力ある大きさ!

近くまで歩いていくと、奈良時代の東大寺創建当初から残されている「八角燈籠」を間近で見ることができます。

この灯籠は、日本最大かつ日本最古の灯籠として国宝にも指定されているそうです。

大仏様が目の前にあるため、八角燈籠に気が付かずに通り過ぎてしまう観光客が多いようなので、行かれる方は足を止めて綺麗な装飾を眺めながら、奈良時代に思いを馳せてみるのも良いのではないでしょうか。(*^^*)

▼八角燈籠

東大寺 (25)東大寺正面灯篭

東大寺大仏殿入り口では、お線香が焚かれており、その「煙や香りを吸うとご利益がいただける」とのことで、煙を頭や身体に浴びてから大仏殿の中へ。

ついに「奈良の大仏様」が目の前に現れました!

▼盧舎那(毘盧遮那)仏
[るしゃな(びるしゃな)ぶつ]

東大寺 (26)大仏様
東大寺 (27)大仏様横

盧舎那(毘盧遮那)仏の後ろ側

東大寺 (28)大仏様後ろ

奈良の大仏様を見るのは小学校の修学旅行以来ですが、大人になってから見ても、やはり迫力がありますね!

大仏殿の中には、中央の奈良の大仏様「盧舎那(毘盧遮那)仏」の

  • 右側に「如意輪観音菩薩
  • 左側に「虚空蔵菩薩

が納められています。

如意輪観音菩薩
(にょいりんかんのんぼさつ)

東大寺 (29)如意輪観音

虚空蔵菩薩
(こくうぞうぼさつ)

東大寺 (30)虚空蔵菩薩

また、仏様を守護する四天王のうち、中央の奈良の大仏様「盧舎那(毘盧遮那)仏」の

  • 後ろ左隅に 「広目天立像
  • 後ろ右隅に 「多聞天立像

が納められており、「持国天」と「増長天」は頭部のみ残されていました。

広目天
(こうもくてん)

東大寺 (31)広目天

▼多聞天
(たもんてん)

東大寺 (32)多聞天

▼持国天
(じこくてん)頭部のみ

東大寺 (33)持国天
東大寺 (34)持国天頭部説明

▼増長天
(ぞうちょうてん)頭部のみ

東大寺 (35)増長天
東大寺 (36)増長天説明

四天王は守る方角が下記のように決まっているそうです。

【四天王】【守る方位】
持国天
(じこくてん)
増長天
(ぞうちょうてん)
広目天
(こうもくてん)
西
多聞天
(たもんてん)

さらに、東大寺大仏殿の大棟の両端につけられている「鴟尾(しび)」という飾りも間近で見ることができました。

以前ニュースで話題となっていた、名古屋城の「金のシャチホコ」と同じ役割をする「飾り」です。

鴟尾を正面に見て左手の壁に、鴟尾についての解説が取り付けてあります。

「こんなに大きなものが屋根に乗ってるの?」

と驚くような大きさなので、行かれた際にはぜひご覧になってくださいね。

▼東大寺大仏殿の鴟尾

東大寺 (37)東大寺大仏殿の鴟尾
東大寺 (38)東大寺大仏殿の鴟尾説明

東大寺大仏殿の中で、小学校の修学旅行時に大人気だった場所があるのですが、あなたは覚えていらっしゃいますか?
(遠方の方は修学旅行の場所が違うかもしれませんが…)

それは、

「柱の穴くぐり」

です。

大仏殿の中にある1本の柱の下に、およそ縦37㎝✕横30㎝の穴が開いている場所があり、この穴の大きさは、「大仏様の鼻の穴の大きさと同じ」だそうで、その穴をくぐることができるとご利益があると言われています。
(元々は厄除けの意味があるとも言われています)

穴の大きさ的に「小柄な小学生までが限界」だと思いますが、過去に大人が挑戦して抜けなくなってしまい、大変な騒動になったこともあるとか^^;

ただ、今は感染症の影響で、「柱の穴くぐり」は中止となっています。

▼柱の穴くぐり

東大寺 (39)柱の穴くぐり
東大寺 (40)柱の穴くぐり説明

東大寺大仏殿の拝観を終えて出口を出ると、左手に古びた像が置いてあります。

当日はしっかり見ないまま大仏殿を後にしたのですが、色々調べたところ、

「病を患っている部分と同じ箇所を撫でると除病の功徳がある」

と言われているそうです。

ただ、柵に囲われており、上半身などは手が届かない状態となっています。

写真を取り忘れたのですが、ちょうど写っていた写真があったので、ピンボケ状態の写真で申し訳ありませんが載せておきます。

▼賓頭盧尊者像
(びんずるそんじゃぞう)

東大寺 (41)賓頭盧尊者像
東大寺 (42)賓頭盧尊者像場所

ようやく東大寺大仏殿の拝観を終え、中門に戻り、出口へ向かいます。

出口手前の東回廊がとても雅な感じで素敵だったので、記念に撮影♪

▼東大寺大仏殿東回廊

東大寺 (43)東大寺大仏殿東回廊

以上が東大寺大仏殿までの紹介です。

このあと、東大寺二月堂へ向かっていったのですが、長くなりましたので、続きはまた別記事にて。

奈良観光本

東大寺大仏殿は見どころ満載

数十年ぶりに奈良公園へ行き、鹿のえさやりでハプニングにあいながらも、東大寺大仏殿の参拝まで無事終了。

子供のときには気が付かなかった部分が多々あり、とても見ごたえのある大仏殿でした。

今回の記事で、奈良公園めぐり記事は最後にする予定でしたが、書いているうちに4,000文字を超えていたので、3回シリーズに変更します。^^;

次回は、東大寺二月堂から興福寺までの散策をご紹介する予定です。

半日で11km以上歩いただけのことはありますね(笑)

行きたい観光場所を少々欲張りすぎてクタクタになりましたが、今度はいつ行けるかわからないので、頑張って歩いて良かった~!

この記事を読んで、少しでも「東大寺大仏殿」に興味を持っていただければ幸いです。

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