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天橋立の観光スポットへ!岩見重太郎試切石や橋立明神・磯清水などをご紹介!|天橋立②

今回は、宮城県松島市の「松島」、広島県廿日市市の「宮島」とともに「日本三景」の1つとなっている「天橋立」へ。

場所は、京都府宮津市にあり、周辺には数多くの観光スポットがあるため、多くの方が訪れる景勝地となっています。

天橋立は、約2,200年前に海流による砂の堆積で自然形成された全長3.6kmにわたる砂州で、約6,700本の松並木が両側に植えられており、早朝の散歩は、人も少なく空気も新鮮で、砂浜からは素晴らしい景色を堪能できるため、とてもオススメ。

四季折々の風景が楽しめ、春は桜、夏は海水浴、秋は紅葉、冬は雪景色が見どころとなっており、特に、冬の雪に覆われた天橋立は神秘的な美しさで有名です。

また、古代日本の神話では、「イザナギノミコトとイザナミノミコトが国生みを行う際に造っていた天の浮橋(天界と地上を結ぶ橋)が地上に倒れ、砂州として残った」という伝説が残されています。

これから初めて天橋立を訪れる方は、

  • 天橋立には具体的に何があるの?
  • 各スポットの特徴は?
  • どうやって対岸まで渡って行くの?

など、わからない点が沢山あるかと思います。

この記事では、筆者が実際に訪れた「天橋立」の観光スポットについてわかったことなどを、当日の写真とともにご紹介していきます。

※実際に天橋立周辺の観光をどんなコースで回ったのかを知りたい方は、こちらへ

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目次

天橋立の場所と渡り方

天橋立39 傘松公園から天橋立
傘松公園から見た天橋立
天橋立(あまのはしだて)
  • 時間:散策自由
  • 休み:なし
  • 料金:無料
  • トイレ
    ・松並木の始点付近:4ヶ所
    ・終点付付近:2ヶ所
  • 駐車場:周辺に複数あり
    (営業時間が様々。早朝希望の方は要注意)

※天橋立観光ガイド公式サイトはこちら
※天橋立散策マップはこちら(公式サイトPDFデータ)

【駐車場の探し方】
グーグルマップ⇒「天橋立 駐車場」と入力すると沢山の駐車場が出てきます。

我が家は早朝6時ごろに止めたかったので、24時間営業の「天橋立駐車場」に止め、運河沿いを10分ほど歩いて天橋立近くの智恩寺参拝から始めました。

天橋立まとめ記事にて「駐車場の様子」もご紹介しています。

「天橋立」は京都府宮津市にあり、地図上で見ると日本海側に位置しています。

▼天橋立▼
(グーグルマップ)

海沿いの地域ということで、新鮮な海鮮料理をいただけることでも有名です。

天橋立の全体像を上から眺めたい場合は、「天橋立ビューランド」または「傘松公園」に上がって、山の上からの絶景を楽しむこともできます。

  • 「傘松公園」から「股のぞき」した時の眺めは、天橋立が昇り龍のように見える「昇龍観」
  • 「天橋立ビューランド」から「股のぞき」した時の眺めは、天橋立が天に舞う龍のように見えることから「飛龍観」

といわれています。

天橋立を渡る方法は

  • 歩いて渡る(時間がある方にオススメ!)
  • 行き:レンタサイクル、帰り:観光船
  • 往復:レンタサイクル、又は、観光船

の3通りの方法があります。

車の乗り入れは禁止です。
(特別車両のみ)

私のオススメは、人の少ない早朝に「歩いて渡る」です。

空気も綺麗ですし、人がいない状態で写真も撮りやすく、まだ観光客がほぼいないので静かな時間を過ごすことができます。

ただし、全長3.6㎞ほどあるので、歩くと約50~60分かかります。
(我が家は、休憩や写真撮影時間が必要だったので、約1時間20分かかりました)

時間のない方や足腰の弱い方は、レンタサイクルや観光船をご利用ください。

レンタサイクルは、天橋立を渡ったあと、対岸の観光船のりばに自転車乗り捨て場があります。
帰りはぜひ観光船で「えさやり」体験をしてみてくださいね。

▼下記の天橋立まとめ記事にて「えさやり体験の様子」もご紹介しています。
 目次からえさやり体験部分にすぐに飛べますので、良ければ参考にしてくださいね。

智恩寺から歩いて廻旋橋へ

天橋立19 廻旋橋(小天橋)

我が家は先に智恩寺のお参りをしてから、1分ほど歩いて「廻旋橋」へ。

橋を渡りながら、運河を記念撮影。

天橋立03 廻旋橋から見た運河
廻旋橋から見た運河

廻旋橋を渡ったところに、橋の歴史を記した案内板がありました。

天橋立02 廻旋橋説明

廻旋橋は観光船が通る際に90度回転するので、タイミングが良ければ、その様子を見ることができます。

下記画像は帰りの観光船から撮影した廻旋橋です。

係の方が、橋の上に立っているのですが、観光船が通過する際には、手を振ってくださいますよ(*^^*)

お時間のある方は、行きは歩いて天橋立を渡り、帰りは「えさやり」が楽しめる観光船に乗って帰ってきてくださいね!

えさやりは超オススメです(笑)

天橋立20 廻旋橋
帰りの観光船から撮影した廻旋橋

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天橋立を歩いて渡る

天橋立04 松並木始点

廻旋橋を渡り、いよいよ並木道へ。

ここから、松並木終点まで「2.6㎞」の案内板があり、さらに進むと天橋立の全体像がわかる看板がありました。

天橋立05 地図

ちょっと字が小さくて見にくいと思いますので、詳しくは公式サイトの「天橋立散策マップ」(PDFデータ)をご覧ください。

天橋立の生い立ちが記された看板もありました。

天橋立06 天橋立の生い立ち

地形が少しずつ変化していく様子が描かれており、興味深い内容でした。

ここからは、天橋立散策中にあった主な観光スポットをご紹介します。

昭和天皇陛下行幸の御歌碑

天橋立07 昭和天皇歌碑01

松並木を歩いていくと、右手に「昭和天皇陛下行幸の御歌碑」があります。

昭和26年11月13日、昭和天皇が戦後の民情視察された際の御歌とのこと。

天橋立08 昭和天皇歌碑02

すぐ近くには、レンタサイクルの取り扱いがある「橋本屋」という甘味処やお手洗いがあります。

ただ、早朝(7時半頃)に天橋立を散策していたので、まだ開店していませんでした(^^;

ちなみに、営業時間は10時から。(季節により変動あり)

日本三景碑

天橋立22 日本三景碑

また、松並木右手には「日本三景碑」があり、この石碑の後ろには、日本三景の松が植えられています。

日本三景とは

  • 京都府宮津市にある「天橋立」
    (丹後の天橋立)
  • 宮城県松島市の「松島」
    (陸前の松島)
  • 広島県廿日市市の「宮島」
    (安芸の宮島)

上記3ヶ所のことです。

我が家は行きませんでしたが、横にある道は「はまなすの小径」と呼ばれており、毎年4月下旬から6月上旬ごろまで「ハマナス」の可愛いピンクの花が咲いているそうです。
(年によって5月下旬までに変わるとのこと)

もし、ゴールデンウィークなどに天橋立を訪れる方は、お時間があれば立ち寄ってみてくださいね。

九世戸の松

天橋立13 命名松説明

天橋立には、沢山の命名松が植えられています。

その一つが、「九世戸の松」です。

この先にある大天橋と先程渡ってきた小天橋(廻旋橋)の間に位置する松で、この地を昔から「九世の戸」と称しているため、「九世戸の松」と命名されたそうです。

写真を撮ったのですが、かなり斜めに傾いている松で、ちょっと見にくいですが、記念に残します。

天橋立12 命名松

他にもたくさんの命名松があるので、興味のある方は、下記一覧表をご覧くださいね。

※天橋立の命名松について
京都府公式サイト「丹後広域振興局 天橋立の命名松一覧」

特別名勝 天橋立石碑

天橋立アイキャッチ用 天橋立石碑

「九世戸の松」近くには、「特別名勝 天橋立」の石碑が建てられており、松並木終点にもあります。

天橋立は、1922(大正11)年に文化財の一つである「名勝」に指定され、1952(昭和27)年には、名勝の中でも特に価値が高い「特別名勝」に指定されました。

日本の道100選顕彰碑

天橋立10 道100選

「特別名勝 天橋立」の石碑の近くには、日本の特色ある優れた道路と認められて贈られた「日本の道100選」のプレートを飾った石碑が建てられています。

天橋立11 道100選案内

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大天橋から天橋立海水浴場の砂浜へ

天橋立14 大天橋
天橋立の大天橋

続いて「大天橋」を渡り、さらに先の松並木へ。

天橋立23 天橋立松並木

松並木の右手には、海水浴場があり、白い砂浜が広がっています。

天橋立21 白い砂浜

写真では伝わりにくいのですが、対岸まで続く天橋立を見渡すことができ、青空と緑の松並木、白い砂浜のコントラストがとても綺麗で感動しますよ♪

ぜひ砂浜まで足を運んでみてくださいね!

はしだて茶屋

天橋立17 はしだて茶屋
はしだて茶屋

大天橋を渡ると、左手に天橋立の食事もできるお茶屋さん「はしだて茶屋」があります。

写真はまだ早朝なので開店前の状態です。

営業時間は朝10時からで、「あさり丼」が大人気

デザートもあるので、休憩場所としても利用される方が多いお店となっています。

はしだて茶屋にあった地図を記念に撮影してきました。

天橋立18 はしだて茶屋マップ

与謝野寛・晶子ご夫妻歌碑

天橋立19 与謝野夫婦歌碑
与謝野寛・晶子ご夫妻歌碑

はしだて茶屋のさらに先には、大正・昭和時代を代表する歌人夫妻、与謝野寛(鉄幹)と与謝野晶子が詠んだ歌が刻まれた石碑があります。

天橋立20 与謝野夫婦歌碑説明

岩見重太郎試し斬りの石

天橋立22 岩見重太郎試切石

宮津藩に仕えた剣豪・岩見重太郎が、剣の試し斬りを行ったとされる石がありました。

天橋立21 岩見重太郎試切石
岩見重太郎試し斬りの石

天橋立散策マップには

ざっくりと斬られた石の上に1円玉を乗せると、いつまでも一緒にいられるというおまじないがある

と書かれています。

皆さん、1円玉を何回くらい投げたのでしょうか(笑)

石の切れ目に、見事に1円玉を載せた方がいらっしゃいますね(^^♪

あなたもチャレンジしてみては?

近くに今は利用されていない「仇討茶屋 磯清水亭」の建物があり、その軒下には下記の看板がありました。

天橋立23 岩見重太郎刀の説明

さらに建物横には、父の仇の広瀬軍蔵・鳴尾権蔵・大川八左衛門を討ち取った場所として、「岩見重太郎仇討の場」の石碑が建てられていました。

天橋立24 岩見重太郎仇討ちの場

また、岩見重太郎は、毎夜、天橋立で通行人を襲っていた「元伊勢籠神社の狛犬」の足首を切り、その夜行を止めたという伝説も残されており、このあと対岸に渡ってから参拝する「元伊勢籠神社の狛犬(向かって右)」にはその時に切られた傷跡が残っているそうです。

橋立明神(天橋立神社)

天橋立25 天橋立神社

天橋立三社参りの一つ目「天橋立神社(橋立明神)」です。

▼天橋立神社▼
(グーグルマップ)

天橋立26 天橋立神社案内

天橋立神社(橋立明神)には、八大龍王が祀られており、海の神様を祀る古い神社で、航海の安全を祈願する場所として、昔から海の守り神として信仰されています。

また、「天橋立三社参り」をすると恋愛が成就するともいわれており、パワースポットとして人気があるため、多くの参拝者が訪れています。

若いカップルだけでなく、老後の少々熱が冷めてしまったご夫婦もお参りして、家庭円満を祈願されるのはいかがでしょうか(笑)

ちなみに、天橋立三社参りとは、

  • 天橋立神社
  • 元伊勢籠神社このじんじゃ
  • 眞名井神社まないじんじゃ

の三社を参拝することです。

私は「アマテラスの暗号」という歴史ミステリー小説に出てくる神社参りをしたくて天橋立に来たので、この後、残り2つの神社にもお参りに行きました。

名水百選 磯清水

天橋立27 名水百選 磯清水
名水百選 磯清水

天橋立神社のすぐ横には、日本名水100選の一つに選ばれた井戸「磯清水」があります。

天橋立は宮津湾と阿蘇海に囲まれた場所であるにもかかわらず、塩味がしない「真水」が湧き出ていることで有名です。

天橋立29 磯清水案内
天橋立28 名水百選 磯清水

ただし、湧き水のため飲用ではなく、手水用としてご利用くださいとの注意書きがあります。

御休憩の碑

天橋立30 休憩所

天橋立神社から少し歩くと、右手に休憩所が見えてきます。

ここは、明治40年、大正天皇が皇太子時代に天橋立に上陸され、御休憩された場所だそうです。

画像左下に記念の石碑があるのがわかりますでしょうか?

ちょっと周囲の小枝で文字が見にくいのですが、「皇太子殿下 御休息所」と刻まれていました。

歩き疲れた方は、ここで海を眺めながら少し休憩するとリフレッシュできますよ(^^♪

【いぼとり地蔵】

訪問時は気が付かなかったのですが、この先、さらに進むと左手に「一里塚」があり、その奥に「いぼとり地蔵」があるそうで、地元の方にはよく知られているようです。

お参りの仕方を紹介している地元の方であろう記事を見つけましたが、それぞれ少しお参り方法が異なっていたので、もし気になる方は、現地のスタッフさんなどに尋ねてみてくださいね。

一応、ネットで見たお参り方法も載せておきます。
(「天橋立 いぼとり地蔵」で検索すると、地元の方が書かれたであろう記事が2件ほどヒットすると思います)

  • お地蔵様のそばにある石をお借りする
  • その石で毎日いぼをさすると暫くして治る
  • 治ったらその石を持ってお礼参りする
  • お礼参りが難しい場合はその場で石をさすって拝んでくる

との記載がありました。

私の実家のそばにも「いぼとり地蔵」があり、お参り方法は異なりますが、実際に身内のいぼが取れたことがあるので、宮津の方には昔から信仰されているのかもしれませんね。

松尾芭蕉の句碑ほか

天橋立32 松尾芭蕉の句碑
芭蕉の句碑

さらに進むと、左手に「芭蕉の句碑」が建てられており、「一声の江に横たふやほととぎす」と刻まれています。

てっきり、松尾芭蕉が天橋立に訪れたときに詠んだものかと思ったのですが、現実は異なるようです。

下記案内板に説明書きがあるのでどうぞ(^^;

天橋立33 松尾芭蕉の句碑

芭蕉の句碑から先には、夫婦松・雪舟の松・双龍の松など、多くの命名松が植えられているので、歩きながら松並木を楽しまれてくださいね。

また、この先の街道は「トワイライト・レールロード」とも呼ばれていて、夕暮れ時になると太陽の光が真横から差し込み、松の木の影が「線路(レール)」のように見えることでも有名です。

夕方散策される方は、松の木の影も楽しみつつ天橋立を自転車等で渡ってみてはいかがでしょうか。

松並木終点の天橋立石碑

天橋立26 天橋立石碑

ようやく天橋立松並木の終点に到着!

距離約3.6㎞、歩いた時間は通常50~60分とのことですが、写真を撮ったり、砂浜でのんびりしたりしたので、1時間20分ほどかかりました(笑)

予想以上に時間を使いましたが、早朝(7時半頃~)の天橋立散策は、人も少なく、空気も綺麗で、本当に気分よく歩くことができたので、早起きして良かった!

天橋立を歩いてみよう!

天橋立35 伊勢籠神社へ向かう道中
松並木終点から天橋立一の宮駅への道

朝6:30頃に駐車場を出て、最初に智恩寺を参拝し、7:30頃に天橋立の廻旋橋へ。

天橋立内のお店はまだ営業前で、デザートやあさり丼などを食べることは出来ませんでしたが、「人がいない時間に写真撮影」をしたい私にとっては、早朝散策はとても清々しくて気持ちの良い時間でした。

お天気にも恵まれたので、海岸からの眺めがとても美しく、「日本三景」に選ばれたことに納得です。

この後は、天橋立一の宮駅にて「傘松公園までのリフト&帰りの遊覧船のセット券」を購入し、天橋立三社参りの残りの二社参拝へと向かいました。

我が家は健康のために「歩く旅行」が多いので、今回の記事でも「歩いて天橋立を渡る」ことをオススメしましたが、時間のない方や、足腰に自信のない方は「レンタサイクル」を使って散策されると、時間短縮になります。

天橋立は、周辺にも見どころが沢山あるので、まだ行かれたことがない方は、ぜひ一度訪れてみてください。

もし行かれた際には、天橋立の全体像を上から眺めることができる「天橋立ビューランド」または「傘松公園」にもお立ち寄りくださいね(^^♪

※一つ前の天橋立観光記事はこちら
※天橋立観光コースまとめ記事はこちら

▼天橋立近辺で人気の宿
(部屋露天風呂付きプラン:1,2,4,5)

  1. 天橋立温泉 和のリゾート 文珠荘
  2. 天橋立温泉 ホテル北野屋
  3. 天橋立温泉 対橋楼
  4. 天橋立温泉 天橋立ホテル
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