「天橋立」おすすめ観光コース!「アマテラスの暗号」に載っていた神社巡りや観光船のエサやりも楽しめる!

京都府宮津市にある「天橋立」は、宮城県松島市の「松島」、広島県廿日市市の「宮島」とともに日本三景の1つとなっています。

※宮島旅行記事はこちら

今回は前日に「道の駅 海の京都 宮津」で車中泊し、翌朝6時頃には24時間営業の「天橋立駐車場」へ移動。

駐車場からは運河沿いを歩いて「天橋立」へ。

対岸へ行くための観光船もありますが、行きは「天橋立」の観光スポットに立ち寄りながら歩いて渡り、「天橋立三社参り」をしてから、リフトに乗って「傘松公園」と「成相寺」へ。

「天橋立三社参り」の中の二社は、歴史ミステリー本として大人気の「アマテラスの暗号」の中にも登場する神社となっており、若い方がアニメの聖地巡りで感動しているのと同じように、「ここが本に出てきた神社なのね!」と一人で大感激しながら参拝。
(夫は未読の為、私の感動が伝わらず……)

帰りは楽しみにしていた観光船からの「えさやり(かっぱえびせん)」を行い、カモメ&トンビとの触れ合あいに大興奮した旅となりました(笑)

大人になっても、やはり「えさやり」は面白い!

この記事では、我が家オススメの天橋立観光コースについて、沢山の写真を交えながら現地の様子を紹介していきます。

これから初めて天橋立を訪れる方にとって、少しでも旅行プランの参考になれば幸いです。

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目次

我が家の天橋立観光コース

今回、我が家が散策した天橋立観光コースを紹介します。

天橋立駐車場

6時頃着、6時半過ぎ出発

智恩寺参拝

日本三文殊のひとつ。お守り販売等は8時から。

智恵の輪石灯篭

知恵を授かりに。

廻旋橋

観光船が通る際に90度回転。橋を渡ると、右手に「日本三景の碑」が現れます。

天橋立海水浴場

青い空、白い砂浜、松の木のコントラストがとても綺麗。

天橋立神社

天橋立「三社巡り」の1つ目。

天橋立観光船のりば「一の宮駅」立ち寄り

先に、帰りの遊覧船と傘松公園などのセット券を購入しておく。

元伊勢籠神社

天橋立「三社巡り」の2つ目。

眞名井神社(籠神社奥宮)

天橋立「三社巡り」の3つ目。

府中駅からリフトへ

リフトで山頂にある傘松公園へ。

傘松公園

「股のぞき」や「かわらけ投げ」ができ、「スカイデッキ」や「カフェ」もあります。

成相寺

傘松公園の登山バス乗り場からバスに乗って「成相寺」へ。

  • 別途入山料金が必要となります。
帰りのバスとリフトに乗り、観光船のりばへ

「かもめ・とんび」にえさやり。とても楽しいのでぜひ!

廻旋橋に到着

14時ごろ到着船上から廻旋橋が回転している様子を楽しめます。

お土産等を見て駐車場へ

※参考(天橋立観光協会公式サイト)
日本三景天橋立「散策マップ」パンフレット

我が家は「天橋立三社参り」をしたかったので、天橋立を歩いて対岸まで行きましたが、歩くと約1時間かかります。

早朝は空気が澄んでいるので、松並木を歩いていても気持ちがよく、途中に撮影スポットも多いので、歩くのが苦ではない方は、ぜひ歩いて対岸まで行ってみてくださいね。

ちなみに「天橋立三社」とは

  • 天橋立神社
  • 元伊勢籠神社
  • 眞名井神社

の三社です。

私は、歴史ミステリー小説「アマテラスの暗号」の中に、「元伊勢籠神社このじんじゃ」と「眞名井神社まないじんじゃ」などが出てきて、とても興味が沸いたため、天橋立に行きたくなったのですが、ほかの神社についても多数記述があるので、日本の歴史や神社仏閣に興味のある方は、この本を読むと実際に訪れたくなるのではないでしょうか。

アマテラスの暗号

映画にもなったダン・ブラウン著書「ダ・ヴィンチ・コード」を凌ぐと帯に書かれていますが、構成に少し癖があるので、意見は分かれそうです(笑)

ただ、史実に基づいた資料や写真が沢山出てくる点と、神名、神社、祭祀、宝物、文献、伝承、遺物、遺跡に関する記述はすべて事実に基づいている点が、フィクション作品であっても読者を惹きつける要素となっているのではないかと思います。

ダン・ブラウンの推理小説は、史実に基づいた内容で、初めて「ダ・ヴィンチ・コード」を読んだ時の衝撃は、今でも忘れられません。未読の方はぜひ!
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続いて、我が家が止めた駐車場情報をお伝えします。

日本の神社仏閣は神聖な場所です。「撮影禁止の場所、触れてはいけない場所、騒いではいけない場所」などがありますので、訪問時はご注意ください。

天橋立駐車場について

天橋立01 駐車場
2024年ゴールデンウィーク時の駐車料金

前日は「道の駅 海の京都 宮津」で車中泊し、翌朝6時頃に上記画像の「天橋立駐車場」に到着。

同じ名前で、天橋立近くに「宮津市営 天橋立駐車場」という駐車場がありますが、営業時間が「9時から17時」となっており、我が家は「朝の6時台」に止めたかったので利用しませんでした。

上記画像は「天橋立駐車場」の出入口の写真で、こちらは24時間営業となっています。

「廻旋橋」近くに駐車場は色々あるようですが、「天橋立駐車場」が一番安いという口コミが多かったのと、近くに止めて帰りの大渋滞に巻き込まれることは避けたかったので、少し離れた場所にありますがこちらにしました。

ただ、時期によってコロコロと駐車料金が変わるようで、我が家が訪れたゴールデンウィーク中の土日祝は、近場駐車場とあまり価格差がないようでした(笑)

駐車場は24時間あいていますが、お手洗いがなかったので、車中泊には向いていません。

駐車場横にカフェがありましたが、営業は10時~17時で、木金はお休みのようです。

(下記画像の奥に写っている建物を確認していませんが、確か夫がトイレではないと言っていたような…。はっきりした記憶がなくてすみません)

天橋立03 駐車場朝一
朝一番の誰もいない天橋立駐車場

▼天橋立駐車場▼

駐車場からは、運河沿いを歩くと「廻旋橋」まで約10分で到着します。

我が家はのんびり歩いていたので、早歩きの方はもっと早いと思います。

運河内を見ていたら、なんと「エイ」を発見!

天橋立05 運河のエイ

日頃は海を見ない地域で暮らしているため、「エイ」は水族館で見たことしかなく、とても驚きましたが、ここは海と繋がっていますから、地元の方にとっては珍しくないのかもしれませんね(笑)

ここからは、立ち寄った観光スポットを順番に紹介していきます。

橋を渡る前に智恩寺へ

天橋立06 知恩寺 山門(黄金閣)
智恩寺 三門

観光客がまだ少ないうちに天橋立の入り口手前にある「智恩寺」を参拝。

上記画像の「りんごあめ」屋台の場所が、三門全体の写真を撮りたい観光客の立場からは、非常に残念過ぎます~(^^;

智恩寺の三門は丹後地方最大の三門で、鎌倉時代に宋から伝えられた禅宗寺院の建築様式である本格的な唐様(禅宗様)が細かく施されており、京都府の指定文化財に登録されているので、ぜひ門の造りにも注目してみてくださいね。

入口の石碑には「山門」、ホームページには「三門」との表記がありましたが、山寺ではないため、この記事では智恩寺に関しては「三門」と表記しています。

▼智恩寺 三門(黄金閣)▼
(グーグルマップ)

「智恩寺」は、学業成就や知恵を授かるために多くの人々が訪れる場所となっており、日本三文殊のひとつとしても有名で、受験生やその家族が訪れるパワースポットとして広く知られています。

朝の7時頃なので、お守りなどの購入はできませんでしたが、購入希望の方は朝8時以降に訪れてくださいね。
(おみくじは購入できました)

境内には、「文殊堂」「多宝堂」「鉄湯舟」などがあり、松の木に「すえひろ扇子おみくじ」がぶら下がっている光景を見ることもできます。

天橋立13 智恩寺 鉄湯舟
松の木にぶら下がっている「すえひろ扇子おみくじ」と「鉄湯舟」

智恵の輪石灯篭

天橋立17 智恵の輪
智恩寺の「智恵の輪」石灯篭

智恩寺を抜けた先には「智恵の輪」と呼ばれる石灯籠があり、この輪を3回くぐると知恵を授かるという言い伝えがあるようですが、実際には「輪の中に頭を3回出し入れする」という形で「くぐる」とのこと。

昔は船の安全のための航海灯だったそうです。

「智恵の輪」は、天橋立を渡った対岸にもあります。

天橋立18 智恵の輪

回転する廻旋橋へ

天橋立19 廻旋橋(小天橋)

「廻旋橋」は、観光船が通る際に90度回転する仕組みを持っており、その様子を楽しみにしている子供達も多く、実際に回転する様子を動画撮影する観光客も多いです。

お時間のある方は、行きは歩いて天橋立を渡り、帰りに観光船に乗ることをオススメします。

天橋立20 廻旋橋
帰りの観光船から撮影した廻旋橋

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天橋立を歩いて渡ろう

天橋立23 天橋立松並木

廻旋橋を渡り、いよいよ天橋立の砂州を歩いて散策していきます。

天橋立は約3.6kmの砂州で、約6,700本の松並木の中を片道徒歩で約50分、自転車なら約20分で渡ることができます。

我が家の場合は、写真を撮ったり寄り道したりしたので、対岸まで約1時間かかりました。

空気も綺麗で景色も楽しめるので、早朝散歩に最適ですよ(*^^*)

日本三景碑

天橋立22 日本三景碑

廻旋橋を渡ると、右手に「日本三景碑」が見えてきます。

日本三景とは

  • 京都府宮津市にある「天橋立」
    (丹後の天橋立)
  • 宮城県松島市の「松島」
    (陸前の松島)
  • 広島県廿日市市の「宮島」
    (安芸の宮島)

上記3ヶ所のことです。

天橋立には「岩見重太郎仇討ちの場」、「与謝野寛・晶子夫妻の歌碑」、「松尾芭蕉の句碑」などの名所や、「九世戸の松」、「智恵の松」、「式部の松」、「昭和天皇御手植松」などの命名松が数多くあるので、松の木の名前や形なども見ながら散策してみてくださいね。

天橋立海水浴場(白い砂浜)

天橋立21 白い砂浜

天橋立には海水浴場があり、白い砂浜と青い海、対岸まで続く松並木と青い空のコントラストがとても美しく、見ているだけで、気分が癒され、リフレッシュすることができますよ。

海水浴場だけでなく、ところどころ天橋立散策途中に砂浜へ立ち寄ることができるので、ぜひ景色を堪能してくださいね。

天橋立神社(三社参り

天橋立24 天橋立神社

さらに先へ進むと、天橋立三社参りの一つ目「天橋立神社(橋立明神)」が現れます。

▼天橋立神社▼
(グーグルマップ)

天橋立神社(橋立明神)は、天橋立の砂州のほぼ中央に位置し、八大龍王が祀られています。

海の神様を祀る古い神社で、航海の安全を祈願する場所として、昔から海の守り神として信仰を集めてきました。

この神社は恋愛成就のパワースポットとして人気があり、多くの参拝者が訪れています。

近くには、日本名水100選の一つに選ばれた井戸「磯清水」があり、宮津湾と阿蘇海に囲まれた場所であるにもかかわらず、塩味がしない「真水」であることが有名です。

ただし、湧き水のため飲用には適さないので、手水用となっています。

天橋立25 磯清水

天橋立神社参拝後、さらに歩みを進めていくと、松尾芭蕉の句碑や左右に並ぶ数々の命名松を見ることができます。

散策中、地元の中学生らしき生徒たちが、早朝からの部活動なのか、一生懸命走っている姿を見かけました。

かなり力を入れている学校なのか、走るスピードが速い!

引率の先生も気合の入った掛け声で、生徒たちを鼓舞しつつ、自転車で走って行かれました(笑)

廻旋橋から約1時間ほど歩いてようやく天橋立の最終地点に到着。

「特別名勝 天橋立」の石碑が建てられていました。

天橋立26 天橋立石碑

ここからさらに歩いて、三社参りの二社目である「元伊勢籠神社」を目指します。

天橋立観光船のりば「一の宮駅」立ち寄り

天橋立27 ケーブル一の宮駅

天橋立を歩いて渡り、道なりに進んでいくと帰りに乗る予定の観光船のりば「天橋立 一の宮駅」が見えてきます。

この後、「元伊勢籠神社」や「眞名井神社」参拝後、ケーブルカーに乗って「傘松公園」に行きたいと思っていたところ、

観光船片道 + ケーブルカー/リフト往復 + 成相寺行登山バス往復「傘松観光券」

※成相寺行登山バス乗車前「入山料」を別途支払う必要があります。(訪問時は400円でした)
バス乗車予定の方は、一の宮駅で先に入山料を支払っておくと、バス乗車時がスムーズです。

という少しお値打ちになるセット券があることを知り、まだ窓口が空いているうちに購入しておくことにしました。

我が家が購入したセット券は、下記画像の左上のセット券③番(観光船片道)です。
(訪問時金額の為、現地にて再確認をお願いします)

天橋立28 ケーブル観覧券セット
2024年5月訪問時の金額

先に、帰りの観光船チケットを購入しておくと、戻ってきたときにチケット売り場で乗船券購入で並ぶ必要がなく、スムーズに遊覧船に乗船でき、とてもラクなのでオススメです!

無事チケットを購入し、次は「元伊勢 籠神社」へ。

元伊勢 籠神社

天橋立29 元伊勢籠神社

天橋立「三社参り」の2つ目、「元伊勢籠神社このじんじゃ」へ。

▼元伊勢籠神社▼
(グーグルマップ)

かつて伊勢神宮の御神体がこの場所に祀られていたことから「元伊勢」と呼ばれています。

……伝説によると、元伊勢籠神社は、農業の神である豊受大御神がかつて住んでいた場所です。太陽の女神である天照大御神は、奈良の宮を出発した後、伊勢に向かう前にここに立ち寄りました。その後、豊受大御神も追って伊勢に行き、現在では二人とも伊勢神宮に祀られています。……

引用元:JTA観光データベース「元伊勢籠神社」

天橋立29-1 元伊勢籠神社手水舎
「元伊勢籠神社」の手水舎

手水舎にて心身を浄め、鳥居をくぐり門入口へ。

この手水は、人がいなくなって暫くすると、自動で水が止まります!

門の手前には鎌倉時代に制作された魔除けの狛犬があり、重要文化財にもなっています。

天橋立29-2 元伊勢籠神社 狛犬
左手の狛犬

門に向かって右手にある「阿形」の獅子には、古くからの言い伝えがあり、10年ほど前に訪問した際には説明の案内板があったのですが、今回参拝時には見当たらなかったので、昔、雪の降っていた時期に撮影した写真を載せておきます。

天橋立29-3 元伊勢籠神社 「阿形」201312
2013年12月参拝時に撮影した狛犬(獅子「阿形」)

写真は入口手前まで。

境内は「撮影禁止」

となっていますので注意してください。

本殿は伊勢神宮と同様の神明造りとなっており、特に高欄上の五色(青、黄、赤、白、黒)座玉すえたまは、「伊勢神宮御正殿」と「元伊勢籠神社このじんじゃ」のみにある大変貴重なものとされていますので、ぜひご覧になってくださいね。

wikiより 籠神社(宮津)本殿w

引用元:ウィキペディア 籠神社(宮津)本殿

※参考
元伊勢 籠神社公式サイト「御由緒・御祭神」

また、「元伊勢籠神社」では、新月・満月の日のみ授かることができる「産霊守(むすひまもり)」などがあるので、ぜひ参拝前に公式サイトにて予備知識を入れてから行かれることをオススメします。

※参考
元伊勢 籠神社公式サイト「御神札・御守」

眞名井神社(籠神社奥宮)

天橋立30 眞名井神社

天橋立「三社巡り」の3つ目、「眞名井神社」へ。

▼眞名井神社▼
(グーグルマップ)

籠神社から徒歩で10分ほど山の方へ登っていくと辿り着きます。

眞名井神社は、元伊勢籠神社の奥宮にあたる神社で、神秘的な雰囲気と強力なエネルギーがあるパワースポットとして有名です。

元伊勢籠神社の奥宮で、別名を久志濱宮(くしはまのみや)とも云う。
「くし」とは霊妙なる不思議なパワーの源を意味し、現在はパワースポットとして多くの方が訪れます。
本殿の裏に約2,500年前からそのままの形で祀られている古代の祭祀場「磐座(いわくら)」があり、豊受大神、天照大神をはじめとする神々が祀られています。
境内には「天の眞名井の水」という御神水が滾々と湧き出ています。……

引用元:天橋立観光協会公式サイト「眞名井神社」

階段を上がってすぐ左手には「波せき地蔵さま(注1)」が祀られており、その奥の手水所ちょうずどころにて心身を浄めます。

(注1)「波せき地蔵」は、大宝年間(701〜704年)に発生した大地震と大津波の記憶を伝えるものとされており、当時の津波の到達点を示していると考えられています。

手水所右手奥に「眞名井水神社」があり、「万病に効く・心身を清める」力があるとされる「天の眞名井の水」を一人10Lまで持ち帰ることができます。

天橋立32 眞名井水神社

鳥居の左右には、「狛犬」ではなく「狛龍」が鎮座しています。

天橋立33 眞名井神社鳥居龍

鳥居をくぐって階段を上がっていくと途中に

これより先「撮影禁止」

の案内がありますので、撮影は階段途中まで。

天橋立35 眞名井神社撮影禁止看板

数年前からあまりにもマナーの悪い観光客が増えたことが原因で、階段上に見える神社の奥には入ることができないよう、木製の柵が設けられています。

柵の奥には、日本の古代信仰の形態を今に伝える貴重な遺構で、縄文時代から人々が神々を崇拝してきた「磐座いわくらがあり、以前は近くで見ることが出来たのですが、今は柵手前からの参拝のみとなりました。

wikiより 磐座主座(奥)と磐座西座(手前)

引用元:ウィキペディア 摂末社 奥宮(境外摂社)眞名井神社 磐座主座(奥)と磐座西座(手前)

無事、天橋立三社参りを終えたので、次はリフト乗り場へ。

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府中駅からリフトへ

天橋立36 府中駅リフト

眞名井神社から、徒歩約10分で天橋立ケーブルカー・リフト乗り場の「府中駅」へ到着。

天橋立を約1時間かけて歩いて対岸へ渡った後、「元伊勢籠神社」へ行く前に、天橋立観光船のりば「一の宮駅」にてリフト代も含めたセット券を購入していたので、チケット売り場に並ぶことなく、スムーズにリフト乗り場へ

「リフト」、「ケーブルカー」どちらでも好きな方に乗車できます。

お天気が良かったので、我が家は行きも帰りもリフトに乗りました!

天橋立38 府中駅リフト
天橋立リフト

いよいよ天橋立の絶景を楽しめる「傘松公園」へ。

傘松公園から見える「天橋立」

天橋立39 傘松公園から天橋立
傘松公園から見た天橋立

「傘松公園」からは、天橋立を上から見下ろす絶景を見ることができます。

ここからの眺めは「斜め一文字」と呼ばれ、その美しさは一見の価値ありです!

天橋立が昇り龍のように見えることから「昇龍観」とも呼ばれています。

傘松公園では「股のぞき」や「かわらけ投げ」を行うことができ、「元伊勢籠神社このじんじゃ」の海の奥宮である「冠島・沓島かんむりじま・くつじま」を拝むことができる「遥拝所」もあります。

天橋立40 傘松公園 遥拝所
傘松公園にある遥拝所

また、「スカイデッキ」や「カフェ」もあるので、休憩場所としても人気です。

歩き疲れていたので、懐かしい「ラムネ」を見つけ、夫婦で購入!

開封時に噴き出してこないかとドキドキしましたが、最近のラムネは、昔の様に慌てて飲まなくても大丈夫な作りになっていました(笑) どれだけ久しぶりなの~(^^;

とっても美味しかったですよ♪

少し休憩をしてから、傘松公園内にある「成相寺行のバス停」から「成相寺」へ。

遊覧船とリフト・バス乗車代のセット券を購入した方で、成相寺への「入山料」を未払いの方は、バス乗車前に「入山料支払い」が必要となります。
※訪問時の入山料は400円でしたが、正確な料金は現地にてご確認願います。

成相寺

天橋立42 成相寺

成相寺は、704年に真応上人が開山し、文武天皇の勅願寺として創建された由緒あるお寺で、西国三十三所の第28番札所としても知られています。

 境内には、「底なし池」や「撞かずの鐘」など、成相寺ならではの不思議なスポットが点在しています。

「底なし池」には、名前の通り底がないといわれる伝説があり、「撞かずの鐘」は悲しい過去から、今でも誰も撞かないとされています。

傘松公園からバスで成相寺まで乗車すると、赤い山門を通り過ぎてしまうので、もし山門の写真を撮りたい場合は、少し山道を下っていくことになります。

夫は歩き疲れて休憩していたので、私一人で少し下山し、山門を見てきました(笑)

訪問時に撮影した山門の写真です。

天橋立41 成相寺山門
成相寺の山門

春になると「しゃくなげの花」が境内いっぱいに咲き誇り、花見スポットとしても人気です。

上の画像左にあるピンクの花が「しゃくなげ」です。

UP画像もどうぞ♪

天橋立43 成相寺シャクナゲ

ゴールデンウィークに訪問したので、満開は少し過ぎていましたが、とっても綺麗でしたよ(*^^*)

成相寺境内は結構広くて、五重塔・鉄湯船・逆スギなど、他にも見どころが多かったので、後日もう少し詳細情報を別記事にてご紹介しようかと考えています。

今回の天橋立観光めぐりは、ここ成相寺で終了です。

この後、観光船に乗るために帰りのバスに乗り、さらにリフトに乗って、観光船とのセット券を購入した「天橋立 一の宮駅」へと向かいました。

最後の楽しみ!観光船でえさやり

天橋立44 観光船
観光船 天橋立一の宮駅にあったポスター拡大画像

10年以上前に、子供と一緒に観光船からカモメにえさやりをした時のことを思い出し、今回は夫婦でえさやりに挑戦!

駅入り口にある「かっぱえびせん」を100円で購入し、早速観光船の2階へ。

天橋立45 観光船階段

観光船が出発してしばらくすると、カモメが近寄ってきました!

いよいよ、えさやり開始です(笑)

天橋立46 観光船えさやり
天橋立47 観光船えさやり
手のモデル:夫

昔はカモメしかいなかったので、上の写真の様にかっぱえびせんを手で持っていたらパクッとくわえて持って行ったのですが、今回はなかなか寄ってきません。

なぜかと思ったら、なんと周囲に「とんび」が沢山!

夫がカモメに向けて「かっぱえびせん」を何度か投げたのですが、横から勢いよく「とんび」が飛んできて取られてしまいます(>_<)

偶然、海に落ちた時に、カモメが拾って食べている状態です。

仕方がないので、「とんび」へのえさやりに変更!

手で持っていて、とんびの爪で引っかかれると怖いので、空中に投げてキャッチしてもらう作戦に。

夫が空中へポイッと投げたところ、とんびが「かっぱえびせん」に狙いを定めて…、

天橋立48 観光船とんび

見事にキャッチ!

天橋立49 観光船とんび

ちょっと見辛いかな?

足元をUP!かっぱえびせんをしっかり掴んでいます(笑)

天橋立49-2 観光船とんび

カモメと比べると、かなり動体視力が良いようで、飛んでくるスピードも速い!

ただ、小さなお子さんは1階であれば、カモメの方が多いので、1階でえさやりをした方が安全かもしれません。

もし2階でえさやりをするのであれば、かっぱえびせんを手で持つのではなく、とんびやカモメが近づいてきたときに「投げる」ように。

近くに親子がいたのですが、小学生の男の子は、かっぱえびせんを手で持って待っていたところ、猛スピードでとんびが取りに来て、爪で手を引っかかれてしまったようでしたので。

10年ぶりのえさやり体験でしたが、とっても楽しかった~(^^♪

天橋立に観光に行かれる際には、ぜひ帰りは「観光船」に乗り、「えさやり体験」をしてみてくださいね!

廻旋橋へ無事到着

天橋立51 廻旋橋
天橋立 廻旋橋

観光船が近づくと、天橋立入口となる廻旋橋が90度回転して船が通れるように。

橋の上には係の方が立っていて、船が通る際には手を振ってお見送りをしてくださいます(笑)

天橋立52 廻旋橋
天橋立 廻旋橋の横を通過

無事、廻旋橋まで帰ってきました。

今回の旅行も青空の広がる快晴だったので、とても楽しい旅行となりました!

天橋立は見どころ沢山!

今回は、我が家が天橋立観光をどのコースで巡り歩いたかをご紹介しました。

我が家は早朝に智恩寺を参拝し、天橋立を徒歩で歩いて渡って「三社参り」をしてから対岸にある「傘松公園」の展望台にて天橋立を眺めましたが、天橋立を南側から一望できる「天橋立ビューランド」もあります。

  • 「傘松公園」から「股のぞき」した時の眺めは、天橋立が昇り龍のように見える「昇龍観」
  • 「天橋立ビューランド」から「股のぞき」した時の眺めは、天橋立が天に舞う龍のように見えることから「飛龍観」

と呼ばれており、「天橋立ビューランド」では、観覧車やサイクルカーなどがあるので、小さなお子様連れには人気のようです。

お天気が良ければ、本当に素晴らしい景観を眺めることができるので、ぜひ一度訪れてみてくださいね!

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