今回は三重県にある「鈴鹿の森庭園」へウォーキングを兼ねてお出かけ。
赤塚植物園グループが運営する「鈴鹿の森庭園」は、しだれ梅の「仕立て技術」の存続と普及を目的とする研究栽培農園となっており、毎年梅の開花時期となる2月中旬~3月下旬頃にかけて一般公開されます。
日本最古の「呉服しだれ」やその他多くの梅の名木約200本が植えられており、園内にある見晴らし台からは、鈴鹿山脈をバックに満開のしだれ梅を撮影することができるため、毎年大勢の人が訪れる大人気スポットです。
この記事では、実際に「鈴鹿の森庭園」へ行ってわかった
- 入園料の種類
- しだれ梅の見頃
- 混雑時間
- 現地の様子
- 食事場所
- ライトアップ
- 駐車場
- アクセス情報
などについて、現地で撮影した沢山の写真を交えながらご紹介していきます。
(下記目次の気になる項目をクリックして、ジャンプしていただくことも可能です)
これから初めて「鈴鹿の森庭園」に訪れる方の参考になれば幸いです。
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鈴鹿の森庭園|開園情報と混雑状況
「鈴鹿の森庭園」の開園状況は、その年によって前後するようですが、2024年は開花がかなり早くなっています。
園内は砂利道となっているので「歩きやすい靴」がオススメです。
また、「ライトアップ」も見たい方は、夜はかなり冷え込むので、暖かい上着をお忘れなく!
それでは主な開園情報等をご紹介します。
駐車場・開園期間・見頃・入園料他
▼2024年度の情報
駐車場 | 普通乗用車200台・無料 バス駐車場あり |
開園期間 | 2024/2/17(土)~3月下旬予定 ※開花状況等で変更有 ※2024/2/24(土)は園内行事のため、一部立ち入り禁止区域あり |
見頃 | 2024/2/21時点で既に見頃を迎えたとのこと ※年により2週間程前後有 ※満開後半の少し散り始めた風のない日は、花びらの絨毯も見ることができて超オススメ! |
営業時間 | 9:00~16:00 |
ライトアップ 開花状況にて | 20:30まで延長営業 (最終入場20:00) ※2024年は2/18から実施中 |
入園料 | ・一般:700円~1,800円 ・小学生:半額 ・未就学児:無料 ※開花状況により変動有⇒2/21時点は1,800円 ※梅満喫セットもあり(郵送・注1) |
1日券 | ・入園料+大人500円 (小学生:+250円) ※当日中に限り何度でも再入場可 |
飲食 | 軽食販売あり ※持ち込み不可 |
お手洗い | 簡易トイレ(園内・園外) 多目的トイレあり |
その他 | ・ペット不可 ・駐車場含め禁煙 |
※鈴鹿の森庭園公式サイトやXにて開花状況などの案内があるので、確認してからお出かけくださいね。
ちなみに2024年の営業は「2024/2/17~3/17」でした。
【鈴鹿の森庭園公式】
⇒ホームページ「営業のご案内」
⇒公式X(旧:Twitter)
⇒公式インスタグラム
(注1)ギフトにもできる「梅満喫セット」について
「入園チケット」に鈴鹿の森庭園オリジナルハンドクリーム(梅の香り)がセットになった「特別チケット」も販売されています。
自宅にレターパックプラスにてセットが届くので、自宅に届くまでの配達日数を考慮して、お出かけ予定日の数日前までにご覧ください。
⇒赤塚植物園オンラインサイト「梅満喫セット」を見てみる
⇒オリジナルハンドクリーム詳細を見てみる
▼鈴鹿の森庭園▼
(グーグルマップ)
「鈴鹿の森庭園」は、開花状況によって「入園料が変動」します(笑)
我が家が訪れた日は「大人1人 1,700円」でした!
結構なお値段ですが、「大変見頃」の時期の入園料「1,700円」は、お花が好きな方にとっては、それだけの価値がある見応え充分な園内となっているので、安心して入園してください(*^^*)
鈴鹿の森庭園のしだれ梅を観覧すると、今後、どこのしだれ梅を見ても「う~ん、ちょっと見劣りするけど綺麗な梅園ね」となってしまいそうなほど、本当に立派で見事なしだれ梅が植えられています。
混雑状況・アクセス情報
一番混雑するのは土日祝となり、特に見頃を迎え、「夜間ライトアップ」が始まると昼間と夜の両方のしだれ梅を見ることができるので、さらに来園者が増えてきます。
電車の駅が離れているため「臨時バス」や「タクシー」で来る方もいますが、車で来る人の方が多いので、時間帯によっては周辺道路が大渋滞になるそうです。
我が家は2023年の満開後半(3月上旬)の土曜日に行きましたが、ちょうど到着時間帯が良かったため、渋滞に合うこともなく、スムーズに駐車場へ。
過去に来園した方の口コミと、私が実際に車で行って感じた駐車場や園内の「混雑を回避できる時間帯」は
- 昼間のしだれ梅を見たいなら
⇒開園9時前に駐車場へ - 昼間と夜間、両方を見たいなら
⇒15時頃に駐車場へ(我が家はココ)
※但し、暗くなるまでの待ち時間ができます - 夜間のしだれ梅を見たいなら
⇒17時頃までに駐車場へ
がオススメ時間帯となります。
渋滞を体験した方の口コミを見ると、長くて1時間程度の渋滞のようです。
【アクセス情報】
鈴鹿の森庭園公式サイトに、現地までのアクセス方法の案内があります。
- 電車・タクシー利用の場合
- 臨時バス利用の場合
- 車の場合
それぞれわかりやすく記載されていますので、お出かけ前にご確認ください。
※参考ページ
⇒鈴鹿の森庭園公式サイト「交通アクセス」
⇒三重交通公式サイト「鈴鹿の森庭園・しだれ梅まつりへ臨時バスを運行します」(2024年版)
※注意※
公式サイトにも記載がありますが、タクシーで来園される方は、鈴鹿の森庭園にタクシーの常駐はないため、帰宅時のタクシー手配もご自身で行うことを忘れないようにしてください。
1日券と食事場所について
「当日の入園料+500円(小学生250円)」を支払うと、当日中に限り何度でも再入場できる「1日券」というものがありますが、
- 「昼間と夜間ライトアップの両方を見たい!」
- 「でも、一度出てまた来るのは面倒くさい」
- 「入園料をプラス500円はちょっと…」
と思った方は、我が家のように来園時間を15時過ぎにするのもオススメです。
(16時以降は日が傾き過ぎてしまい、場所によっては写真が暗くなります)
園内のしだれ梅をただサッと見て回るだけの方は、30分~40分で見終えてしまうかもしれませんが、
- 撮影好きの方
- じっくり鑑賞して回りたい方
にとっては「映えスポット」があちらこちらにあるので、1時間半~2時間はあっという間に過ぎてしまうと思います。
撮影好きな私の「当日のスケジュール」をご紹介しますので、よければ参考にしてください。
(撮影好きなだけで、完全な素人です(^^;)
▼昼間と夜の両方を鑑賞したスケジュール
渋滞もなく、スムーズに駐車。
色々な角度から沢山撮影しました。
※お天気であれば、午前中の方が鈴鹿山脈が綺麗に見えると思います
食事は軽食のみで、持ち込み禁止です。
※ライトアップは見たいけれど、ゆったりと園外で食事をしたい方は、最初から「1日券」を購入して再入場した方がお得になります。
16時頃~18時頃までは、我が家のように午後遅くに来園した方などが、夜のライトアップも見ようと時間待ちで軽食を取る方が沢山いるため、食事場所の椅子はほぼ満席状態となっていました。
(帰る方もいるので、ポツポツと順番に空くため、その時にすかさず席を確保!)
18時ごろから薄暗くなってくるので、その時間から撮影される方も。
私は暗闇でライトアップされた「しだれ梅」を再撮影しました。
それでは、いよいよ「大変見頃」の時期に撮影した「しだれ梅」の数々をご紹介します。
鈴鹿の森庭園|昼の姿・夜の姿
チケット売り場にて入園券を購入。
入口に「大変見頃」の案内があったこともあり、チケットに印刷された綺麗な写真を見て、さらに期待が高まります!
昼間の「しだれ梅」
ちょっぴり迷路のような通路を抜けると、目の前に息をのむほどとても美しいしだれ梅「天の龍」が現れました。
隣には、これまた見事なしだれ梅「白虎梅」が。
写真ではなかなか実際の感動が伝わらないと思うので、機会があればぜひご自身の目で見て頂きたいのですが、これほど見事なしだれ梅を見たのは初めてのことだったので、目が釘付けとなり、写真を撮ることも忘れてしばらく見惚れてしまいました。
どちらも樹齢100年以上と推定される「呉服しだれ」で、現在品種が確認されている中では「日本最古の呉服しだれ」といわれています。
入口から入ってすぐ目の前にとても見事な仕立てのしだれ梅が並んでいるので、入場した方の多くが
「うわぁ~!とっても綺麗!」
と感嘆の声を上げていたのが非常に印象に残っています。
ここからは、園内を右回りに散策される方が多かったので、私も順番に散策することに。
種類が多すぎて、全ては紹介できませんが、私にとっては上手く撮影できた「しだれ梅」のみ紹介していきます。(笑)
まずは「白加賀」。
こちらは食用の梅がなる「実梅」という木で、梅干しや梅酒に使われるそうです。
さらに進むと人が並んでいる場所があり、何があるのかと思ったら「見晴らし台」から写真を撮るための列でした。
私もちゃっかり順番待ち(*^^*)
見晴らし台からは、遠くに見える鈴鹿山脈と梅園を一緒に撮影することができ大満足!
時間が15時を回っていたので、少々逆光気味となってしまいましたが、良く晴れた日の午前中に来ると、もっと山脈がハッキリ見えるので、綺麗に撮影できると思います。
続いては難波しだれ「朱雀梅」。
花色が明るく、ほんのり紫がかった紅色で、非常に目を惹きます。
鈴鹿の森庭園のしだれ梅の中で、一番最後に開花するそうです。
次は「思いのまま」。
花の色を見てお気づきの方もいらっしゃると思いますが、同じ木の枝から紅白2種類の花色が咲いています。
まさに「思いのまま」ですよね(笑)
さらに歩を進めていくと、非常に紅色の濃い「紅千鳥」が植えられていました。
また、日本庭園ではよく見られる枯山水があり、
こちらも大人気の撮影スポットです。
ここは出入りできないように手前にロープがあるのですが、日本の文化を知らない方なのか、中に入って梅の木の横に立ち、記念撮影をされた足跡が残っており、せっかくのお手入れされた枯山水が残念な状態になっていました。
続いては、まるで地を這う龍のような姿をしていることから命名された「臥龍梅」です。
名前を確認し忘れましたが、こちらも見事なしだれ梅。
梅の花のアップを撮り忘れていたので、記念に一枚(^^)/
さらに進むと、散策途中に「水琴窟」が設置されていました。
続いて、「クリスマスローズの小道」へ。
水仙も咲いていて、梅の花とのコントラストが見る人の目を楽しませてくれます(^^♪
肝心のクリスマスローズを撮影し忘れました(T_T)
ようやく一巡完了。
15時過ぎに到着し、あちらこちらで撮影をしながらゆっくり散策していたので、入口横にある飲食スペースに戻ってきたのが16時50分頃になりました。
ちょっと長すぎでしょうか(笑)
まだライトアップの状態も見たいので、日が落ちるまでしばらく休憩です。
2023年の現地状態ではありますが、
- 鈴鹿名物のこんにゃく団子
- いなり
- 助六
- あなご寿司
- コーヒー、他飲み物
- コロッケ
その他の軽食などが販売されていました。
ただ、17時ごろになると売り切れになっているものもありましたので、ライトアップ目的の方は、園外で食事を済ませてから入園された方が良いと思います。
次は、ライトアップされた「しだれ梅」のご紹介です。
ライトアップされた「しだれ梅」
18時頃からライトアップが始まり、さらに人が増えてきました。
皆さん、思い思いに「しだれ梅」の撮影をしています。
こちらは18時20分頃に撮影した入り口前にある「天の龍」。
昼間に撮影した時とはまた違った雰囲気となりました。
完全に真っ暗になってから撮影した「天の龍」はこちら。
我が家が訪れた3月11日の「昼・ライトアップ直後・夜」の3つの写真を並べてみると…
それぞれ雰囲気が違いますが、どの時間も魅力的で趣のある「しだれ梅」を見ることができ、ライトアップ時間まで待った甲斐がありました。
ライトアップされた園内は、昼間とはまた違った雰囲気となり、撮影のアングルを色々変えてみたので、ライトアップ時の「鈴鹿の森庭園」をお楽しみください(*^^*)
昼間と同じ場所で撮影しました。(夜の方が足跡がしっかり見えてます。残念…)
最後はシャワーのようなしだれ梅の枝と花びらの絨毯。
15時頃から19時半頃までの長時間滞在となり、途中待ち時間もありましたが、夜間はとても幻想的な雰囲気となり、大満足の時間を過ごすことができました!
しだれ梅に魅了された思い出の旅に
今回訪れた「鈴鹿の森庭園」では、上手く言葉で表すことができない程、本当に見事な仕立ての「しだれ梅」の数々を見ることができました。
「昼・夜」両方の姿を見ることができた点も、大満足の旅行に♪
園内は砂利道なので、行かれる方は歩きやすい靴でお出かけ下さい。
また、夜は気温が下がるので、暖かい上着も持参してくださいね。
個人的には、満開後半の少し散り始めの時期に行かれた方が、紹介した写真のように「梅の花びらの絨毯」も見ることができるのでオススメです(*^^*)
この記事が、これから初めて鈴鹿の森庭園に行かれる方の参考になれば幸いです。
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