家族3人で三重県にある「赤目四十八滝」にハイキングへ。
「平成の名水百選」「日本の滝100選」「森林浴の森100選」「遊歩100選」にも選ばれている自然豊かな場所で、忍者修行の里とも呼ばれており、紅葉の名所としても有名です。
(例年の紅葉時期:11月上旬~11月下旬)
入り口には「日本サンショウウオセンター」があり、特別天然記念物に指定されている「赤目生まれのオオサンショウウオ」などが展示されています。
一時期流行った「ウーパールーパー」もいましたよ。
若い人は知らないかも(笑)
前回行った岐阜県の「付知峡」とは異なり、少し距離が長めで、深い森の中を川沿いに歩いていきます。
川の横に作られた散策路を歩いていくと、いくつもの滝を見ることができ、空気も澄んでいてとても気持ちがいいハイキングコース♪
今回も写真をいくつか撮ってきたので、駐車場やトイレ情報、入山時の注意点とともにご紹介していきます。
毎年10月下旬ごろからは、渓谷ライトアップ「幽玄の竹あかり」が開催されます。
詳細については、秋になりましたら公式ページにてご確認ください。
駐車場は無料?有料?金額は?
赤目四十八滝の駐車場はいくつかあるのですが、無料駐車場はありませんでした。
ただ、金額は場所によって異なっていて、「おばちゃんの巧みな誘導」に乗せられ(笑)、最初に出てきた駐車場に止めました。
我が家が行った時(10月)は、駐車場代は500円。
さらに奥にも駐車場があったのですが、料金は500円と800円が混在した状態になっていました。
まだ観光シーズンではなかったので、奥の駐車場も空いていましたよ。
ネットでいろいろ調べてみると、季節によって駐車場の金額が変わるようです。
ゴールデンウィークや紅葉シーズンに行かれた方は、
「駐車場は700円から800円」
だったそうです。
紅葉時期に行くのであれば、遅くても朝8時頃には駐車場へ着くように段取りをした方がいいですよ。
数年前、紅葉シーズンに9時頃到着したら、もう大渋滞で駐車場に止めることも大変な状況で諦めて帰宅したことがあります。
もし、紅葉シーズンなどの混雑時期に止めるのであれば、最初に出てくる大きめの駐車場がオススメです。
赤目四十八滝の入り口までの歩く距離は長くなりますが、かかる時間は5分から10分程度ですし、混雑時期でも帰宅時に比較的車が出しやすいからです。
森林浴や紅葉の人気スポットなので、混雑時期に奥の駐車場へ止めてしまうと、帰宅時になかなか車が出せなくなるので、注意してくださいね。
- 散策路は石畳が多く、濡れて滑りやすくなっている箇所もありますので、運動靴を忘れず持参してくださいね。
- 我が家は10月の上旬に行きましたが、気温が15度前後で肌寒く、ウインドブレーカーを着ていてちょうど良いくらいでした。
- 途中のお手洗いには石鹸がないので消毒スプレーも忘れずに。(念のためポケットティッシュも)
- 滝を眺めながら休憩できる場所があるので、おにぎりなどを持っていくと自然の中で美味しく食べることができますよ♪
※詳しくは赤目四十八滝皆様へのお願いページへ
トイレの注意書きに注意!
赤目四十八滝の散策途中にもお手洗いがありますが、駐車場から赤目四十八滝入り口(日本サンショウウオセンター)に行く途中にある
「赤目渓谷入口の最終トイレです」
と看板のあるお手洗いへは必ず行ってくださいね。
上の写真のトイレをオススメする理由は以下の通りです。
- 日本サンショウウオセンターにはお手洗いがない
(サンショウウオのみ見る方はここが最終トイレ) - この最終トイレまでが水洗トイレとなっている
- 渓谷散策途中にあるトイレまでは少し距離がある
- 渓谷散策途中のトイレは、ティッシュを「ゴミ箱」ヘ入れる仕組み
- 紅葉シーズンはティッシュがない可能性もある
登山経験のある方は気にならないと思いますが、観光地に行く感覚で赤目四十八滝の散策路内にあるお手洗いに行くと、
「ティッシュを流さず、ゴミ箱へ入れる」
という点にかなり衝撃を受けるかもしれません(笑)
ちなみに赤目四十八滝の入口となる「日本サンショウウオセンター」の場所はこちら↓
(Google Map)
駐車場から日本サンショウウオセンターへ
駐車場から赤目四十八滝の入口となる「日本サンショウウオセンター」まではしばらく歩きます。
(駐車場の場所にもよりますが、5分~10分くらい)
途中、お土産店やお食事処、「赤目自然歴史博物館」などがありますが、今回の目的は森林浴なので素通り。
最終のお手洗いから歩いてしばらくすると、左手に看板が見えてくるので、そのまま奥の道へ。
道中に「じゃんじゃの水」があります。(飲むことは出来ません)
「じゃんじゃの水」を横目に見ながら、先へ進むと赤目四十八滝入山料の看板が見えてきます。
赤目四十八滝入口が見えてきました。
赤目四十八滝へは「日本サンショウウオセンター」を通らないと行くことが出来ません。
入山料が入場料を兼ねているので、「日本サンショウウオセンター」のみ見学したい場合も料金は同じです。
特別天然記念物のオオサンショウウオやウーパールーパーの写真を撮ったので、このブログ記事にも載せようかと思ったのですが、ちょっと見た目がグロテスクすぎるので、写真は割愛させていただきます(笑)
(実は苦手で…)
散策前の注意事項
入山料を払う際、横に散策MAPが置いてあるので、散策される方は必ずもらって行きましょう。
(「SOS」BOXやお手洗いの場所なども紹介されています)
入口となっている「日本サンショウウオセンター」は4月~10月は17時までで閉園されますので、必ず17時までには戻ってくるように注意してください。
往復の時間を考えるために、入山時の時間確認を忘れずに。
パンフレットや看板には徒歩でかかる時間の目安として往復約3時間で散策可能と記載されていますが、途中で写真を撮ったり、昼食を取ったり、川で休憩をしたりする場合は、プラス2時間は余分に見ておいたほうが安全です。
我が家は写真撮影をしたり、途中休憩を取ったので、「徒歩50分」と記載がある場所(百畳岩付近)まで「2時間」かかりました。
(入口出発が12時過ぎと遅かったので結局最後まで行かずに、途中で引き返してきました)
散策途中に、下山目安となる時間の看板があるので、その都度時計を見て引き返す時間の確認を。
山は暗くなるのが早いです。
(学生時代に山岳部だったので、山の怖さがわかります)
実際にある看板です↓
赤目四十八滝で自然を満喫!
いよいよ赤目四十八滝の自然探索へ!
日本サンショウウオセンターを出るとすぐに遊歩道が現れます↓
以前は左側に散策路があったのですが、2022年9月の大雨で土砂が流れ込み通れなくなったそうです。
遊歩道を渡ると、いよいよ自然散策の始まりです。
周りは木々に囲まれているのでマイナスイオンもたっぷり♪
癒やされます~
(*˘︶˘*).。.:*♡
最初に現れるのは行者滝↓
赤目四十八滝は川沿いに散策路があり、今の時期はとても涼しく(少し寒いくらい)歩きやすいです。
散策路を進んでいくと次に現れたのが霊蛇滝↓
薄曇りの日だったので、日差しがあまりなかったのですが、太陽の光があたるともっと綺麗なエメラルドグリーンになっていたのではないかと思います。
ちょっと残念!
前日に沢山雨が降ったようで、今日は水量が多いようです。
石畳が多く、濡れているところが多かったので、気をつけて先へ進みます。
次は赤目五瀑の1つである「不動滝」↓
赤目五瀑の1つと言われるだけあり、水量が多く、なかなかの迫力です!
この名前の由来は
……不動明王にちなんでこの名が付けられ、滝参りとはこの滝にお参りすることでした。……
(引用元:赤目四十八滝ご紹介)
そう言えば、先日行った岐阜県の付知峡にも「不動滝」がありました。
「不動」と名前の付いた滝は全国にいくつぐらいあるのかしらとネットで検索していたら、わかっているだけで、なんと「135件」あるそうです!
まだまだ先は長いので、さらに先へ散策♪
しばらく歩くと、「乙女滝」が見えてきました↓
(ちょっと、撮影した角度が悪かったかな…)
続いて「大日滝」です。↓
大日滝を通り過ぎ、しばらくすると「八畳岩」へ到着。↓
赤目四十八滝の散策路には、所々に「緊急連絡MAP」があり、その近くには「SOS」と表示された「緊急連絡無線」が設置されています。↓
もしも入山中に緊急事態が発生し、スマホの電波が届かない場合などは、入山料を払った時にもらった「赤目四十八滝散策MAP」を見て、「SOS」BOXがある場所まで行き、無線機にて助けを呼ぶことができるそうです。
また、八畳岩は赤目四十八滝の駐車場のお手洗い以降、「初めてのお手洗い」がある場所です。
始めのトイレに関する注意事項でもご紹介しましたが、トイレ入口にこんな看板があります。↓
登山に慣れていない方にとっては衝撃的な内容かと思いますが(笑)、使用後のトイレットペーパーは、横においてある「ゴミ箱」へ入れるよう、くれぐれもご注意を!
この先お手洗いがしばらくないため、まだ先へ進まれる方は必ずこの八畳岩のお手洗いへ行くことをオススメします。
次のトイレの場所は、赤目四十八滝全コースの中間地点にあたる「百畳岩」をさらに進んだ「雨降滝」にあるようです。
「百畳岩」までで引き返す予定の場合は、ここ「八畳岩」のお手洗いが最終になります。
今回もらったパンフレットには載っていませんでしたが、百畳岩にあった案内地図には「雨降滝」にトイレマークが載っていました。↓
今回我が家は百畳岩で引き返したのですが、ネット上で実際に「雨降滝」まで行かれた複数の方がトイレがあったと記事にされていました。
トイレ休憩が終わり、さらに先へ。
しばらく行くと、赤目五瀑の2つ目「千手滝」が見えてきました↓
この千手滝の目の前に、屋根のある休憩所があったので、私たちはおにぎりなどを食べてしばらく休憩タイム。(*^^*)↓
散策MAPには、この千手滝まで「徒歩20分」と書いてあるのですが、私たちは色々と写真を撮ったり景色を眺めたりしながら歩いていたので、入口から「1時間」位かかりました(^_^;
まだ紅葉シーズンではなく、人も少なかったので、たっぷり休憩♪
英気を養い、元気が出てきたのでさらに先へ進みます。
歩いてすぐに赤目五瀑の3つ目「布曳滝」が見えてきます。
前日に雨が沢山降った影響で、水量が多かったようです。
さらにその先へ行くと、2つ目の「SOS」BOXが設置されている「竜ケ壺」へ。
竜ケ壺から歩いてしばらくすると、急な階段が現れます。↓
一瞬「うわっ!急すぎるかも!」と怯みますが、いざ登っていくとそれほどの階段の数ではなかったので息が切れることもなく、歩くことが出来ました。
途中、苔の生えた岩の緑がとても綺麗で、思わずパチリ。
川のせせらぎを聞きながら、さらに森の奥深くへ。
次に見えてきたのは「陰陽滝」です↓
陰陽滝に着いた時間が14時頃だったので、少しペースを早めて次の場所へ。
次の目的地である「百畳岩」へ行く途中に、
「長坂山入山口(長坂山トレッキングコース)」
があるのですが、かなり急な斜面を登っていくことになるので、もし行かれる方は、本格的なトレッキングシューズや装備を準備して入山してくださいね。
標高は584.7mと低いですが、登山経験のない方には危険な道と感じました。
しばらく歩きつづけ、ようやく「百畳岩」へ14時20分頃に到着!
ここ百畳岩でしばらく休憩タイム。
すぐ近くに次の「姉妹滝」が見えていたので、記念に撮影♪
休憩が終わり、時計を見てみると「14時30分」になっていました。
百畳岩にある下山時間の看板に、冬タイムの10月~3月の時期は、「15時」には百畳岩から下山するよう表示があったため、今回はこれ以上先に行くのはやめて、引き返すことに。
帰りは、一度通った道なので足取りも軽く、行きよりも短い時間(1時間ほど)で出発地点まで無事にたどり着くことが出来ました。
今回のハイキングもお天気に恵まれ、マイナスイオンたっぷりの森林浴で気分もリフレッシュ♪
やっぱり、ハイキングは楽しいですね!
ハイキングで体力つくり&リフレッシュ!
ハイキングは四季を通して楽しむことができますが、やはり秋のハイキングが一番歩きやすいですね。
紅葉シーズンもいいのですが、紅葉が始まる少し前の10月もオススメです。
人が少なく、まだ緑も残っているのでゆったりした気分で森林浴を満喫できますよ。(*^^*)
今回の三重県訪問は赤目四十八滝のみとなりましたが、三重県のハイキングコースには「多度山」「藤原岳」「竜ヶ岳」など、鈴鹿山脈を楽しめるコースもあるので、いつか挑戦したいと思います。
また、「伊勢神宮」「鳥羽水族館」「二見シーパラダイス」「ナガシマスパーランド」「なばなの里」など、昔からの観光名所も沢山有るので、早割などを利用して、家族でお得な旅を体験してみるのもいいですね♪
▼日帰りウォーキング 東海▼
(大人の遠足BOOK 中部 1)