朝一番に「満潮時の厳島神社」参拝後、厳島神社出口近くにある「大願寺」を参拝し、続いての目的地である「宮島ロープウエー紅葉谷駅」へ。
世界遺産となっている宮島の「弥山」は、
- 宮島ロープウエーで獅子岩駅まで行く方法
- 登山コース(3つ)を麓から歩いて弥山山頂まで行く方法
の2つの方法で行くことができます。
今回は、宮島ロープウエーを利用して、弥山の獅子岩展望台へ。
この記事では、
- 宮島ロープウエーの金額や所要時間
- 宮島ロープウエー料金がお得になる方法
- 厳島神社出口から宮島ロープウエー紅葉谷駅までの行き方
- 獅子岩展望台について
- 弥山山頂に関する情報ページ紹介
- 無料送迎バスについて
など
について紹介しています。
これから初めて宮島観光をされる方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
こちらの記事は、広島旅行の4記事目となります。
※1記事目(宮島への行き方と注意点ほか)
※2記事目(厳島神社と大鳥居について)
※3記事目(宮島の大願寺について)
※4記事目(宮島ロープウエーについて) (当記事)
※5記事目(宮島の大聖院について)
※6記事目(宮島の千畳閣&五重塔について)
※7記事目(番外編・宮島食べ歩きについて)
宮島ロープウエーの金額と所要時間
【営業時間】
- 9:00~16:00
【運賃 往復】
(紅葉谷駅~榧谷駅~獅子岩駅)
- 大人:2,000円(中学生以上)
- 小人:1,000円(小学生)
【乗車予約】 2024年8月現在
- 多客時のみ、WEB乗車予約が必要とのこと
※3ヶ月前から予約可能。
※遅刻時は予約キャンセル扱い。
⇒宮島ロープウェー乗車予約ページへ
※営業時間、団体・片道運賃など詳細は下記参照
⇒宮島ロープウエー公式HP「運賃&営業時間」へ
⇒宮島ロープウエー公式HP「トップページ」へ
(多客時、臨時休業日などのお知らせが載っています)
JR西日本ではなく、「広島電鉄」の「一日乗車乗船券」を利用して宮島まで来た方は、宮島ロープウエー紅葉駅のきっぷ売場で「一日乗車乗船券」を提示すると、ロープウエー往復乗車券が割引運賃にて購入できます。
【割引運賃】2024年8月現在
- 大人往復:通常2,000円⇒1,500円
- 小児往復:通常1,000円⇒750円
(広島駅から宮島口までは、JRの方が40分ほど早く着きます)
※参考※
⇒広島電鉄 お得な「一日乗車乗船券」を見てみる(宮島ロープウエイ特典あり)
⇒広島電鉄 一日乗車乗船券「販売窓口」を見てみる
ただし、「大鳥居行」フェリーのある「JR西日本フェリー」には乗船できません
※大鳥居行きフェリー参考※
⇒「JR西日本宮島フェリー大鳥居便」を見てみる
(観光予定日の時刻表で青地色になっている時刻のみ)
宮島ロープウェーは、2つのロープウエーに乗って獅子岩駅に向かいます。
各乗車時間や運行間隔は下記の通りとなっています。
- 乗車時間:約10分
- 運行間隔:約1分
- 乗車時間:約4分
- 運行間隔:約15分
- 弥山山頂まで、徒歩約30分
※獅子岩駅から弥山山頂までにある途中の見どころで止まったり、写真撮影される方はさらに時間が必要となります
宮島ロープウエーは、片道約15分で獅子岩駅に到着します。
ただし、混雑時は待ち時間が増えて、状況によっては片道約15分では到着できなくなりますので、時間にはゆとりを持って旅行計画を立ててくださいね。
尚、「弥山山頂」の展望台まで行かれる場合は、宮島ロープウエー「獅子岩駅」からは徒歩での移動となり、「片道約30分」の山道を歩くこととなります。
かなり急勾配のようですから、登山に慣れていない方は、しっかり体力づくりや服装・持ち物確認をしてからお出かけください。
我が家は時間の都合で弥山山頂には行きませんでしたが、弥山山頂情報が載っている参考ページがありましたので、下記に紹介します。
(さらに弥山情報ページを見たい方はこちら)
※弥山山頂情報参考ページ
⇒宮島ロープウエー公式サイト 弥山エリアスタンプラリーマップ
(スタンプラリー期限は2023年版表記となってます)
⇒廿日市市観光公式サイト 弥山散策マップ
(PDFデータ)
ロープウエーの駅にも自販機はありますが、観光客が多い時期になると、お茶やお水が最初に売り切れになる可能性があります。
最終の獅子岩駅には売店等もありますが、ロープウエーに乗る前に「飲み物・食べ物(お菓子や軽食など)」を用意してから行かれることをオススメします。
厳島神社出口から宮島ロープウェー紅葉谷駅へ
厳島神社出口から宮島ロープウエー紅葉谷駅へ行くには、
- 徒歩で行く方法
- 無料送迎バスを利用する方法
の2つの方法があります。
無料送迎バスの始発は「9:50」からで、今回は9:00頃出発のロープウエーに乗りたかったので時間が合わず…。
※参考記事:宮島ロープウエー公式サイト
(紅葉谷公園入口からロープウエー紅葉谷駅について)
⇒交通アクセス・無料送迎バス時刻表
歩いても約15分とのことなので、今回はウォーキングも兼ねて、紅葉谷公園内を通って宮島ロープウエー紅葉谷駅へ。
実際には、あちこち写真を撮ったり、お手洗いに寄ったりしたので、約30分かかりました(笑)
ただ、帰りは寄り道をしなかったので、「宮島ロープウエー紅葉谷駅」から約15分で「紅葉谷公園入口」バス乗り場まで帰ってきました。
まずは厳島神社出口からまっすぐ宝物館に向かう途中に、下記画像の道案内看板があるので、看板に沿って左に曲がります。
▼厳島神社出口を出て橋を渡った所にある道案内▼
道案内に沿って「ロープウエー」と書かれている左へ進み、柳小路を直進します。
柳小路を真っすぐ道なりに歩いてしばらくすると、左手に橋が見えてきます。
そちらへ進むと宮島ロープウエー紅葉谷駅行きの「無料送迎バス停留所」方面へ行くことができますが
▼左手の橋を渡ったところにある案内看板▼
今回は時間が合わないため、左には行かず、そのまま直進して「ロープウエーへの近道」を進んでいきます。
左手に「岩村もみじ屋(撮影禁止店舗)」、右手に「瀬戸内グリル じぱんぐ」がある十字路をさらに直進。
(まだ9時前なので、お店は開店前)
▼厳島神社出口を左折し直進。紅葉谷駅への近道▼
(紅葉谷公園も通ります)
しばらくすると、突き当りに階段、右手に坂道があり、
階段を登ると、沢山の鹿が。
公衆トイレもあるので、お手洗いに行きそびれていた方は、こちらでどうぞ!
これから先の紅葉谷公園奥にもお手洗いはあります。
階段をのぼったら、左へ。
しばらく道なりに進んでいくと、紅葉谷橋が見えてきます。
▼紅葉谷橋▼
紅葉谷橋を渡って右手に進むと、紅葉谷公園に入ってから2つ目の公衆トイレが。
公衆トイレの案内看板とお手洗いの入口に同じ注意書きがありました。
このさき、登山道を登っていく方への案内です。
ロープウエー終点の獅子岩駅にもお手洗いがありますが、観光シーズンは混雑して待ち時間も増えるので、ロープウエーに乗る方も、ここで一度お手洗いに行かれることをオススメします。
朝9時前の段階では、まだ人はまばらでしたが、10時半過ぎに戻ってきた時にはかなり人が増えていました。
お手洗いを済ませてさらに進むと、右手に階段が見えてくるので、その階段をのぼればロープウエーのりばに到着です。
この最後の階段が、結構キツイ!
ちょっと息が上がりましたが、無事到着。
往復券を購入して、まずは1つ目のロープウエーへ。
1つ目のロープウエーで紅葉谷駅から榧谷駅へ
紅葉谷駅から次の乗換駅「榧谷駅」までは、乗車時間約10分。
大人であれば、6人まで。
リュックは乗車前に、背中側ではなく前に抱っこする状態にしておいてください。
ここで座る向きについてワンポイントアドバイスが。
混雑時は運任せとなりますが、進行方向に背を向けて座ると、乗車中、眼下に広がる瀬戸内海や広島市街が見渡せます!
私は見晴らしが良くなる席を無事確保しました
\(^o^)/
▼ロープウエーから見える広島市街▼
逆に進行方向に向かって座ると原始林のみの風景となります^^;
約10分間の乗車は結構長いので、可能であれば、ぜひ景色が見渡せる席を確保してくださいね♪
2つ目のロープウエーで榧谷駅から獅子岩駅へ
紅葉谷駅から約10分で榧谷駅に到着し、次は30人乗りのロープウエーに乗り換えます。
乗車時間は約4分。
下記の画像は帰る時に、獅子岩駅で撮影した画像です。
榧谷駅での乗り換え時も、乗る場所のワンポイントアドバイスを♪
乗車の順番が最後の方になると無理ですが、乗車順が始めの方だった場合は、山頂への進行方向に向かって左の窓側を確保すると、瀬戸内海の絶景が見渡せます!
今回も、景色のよく見渡せる場所を確保し、記念撮影♪
▼ロープウエーから見える瀬戸内海▼
瀬戸内海には多くの島があるので、障害物のないロープウエーからの眺めは絶景です!
乗車時間が短いので、撮影したら、ぜひ肉眼で景色を堪能してくださいね!
獅子岩展望台でも景色は十分楽しめる
宮島ロープウエーの最終駅である獅子岩駅には、自動販売機・無料ロッカー・お手洗い・恋人の聖地モニュメント・売店などがあります。
ここから弥山山頂を目指す方は、荷物をロッカーに入れて少し身軽にしてから行く方もいるようです。
※弥山山頂情報参考ページ
⇒宮島ロープウエー公式サイト 弥山エリアスタンプラリーマップ
(スタンプラリー期限は2023年版表記となってます)
⇒廿日市市観光公式サイト 弥山散策マップ
(PDFデータ)
今回我が家の目的地は、この獅子岩駅だったので、まずは獅子岩展望台へ。
展望台には、
「この穴から覗くと、記載されている島が見える」
という島の名前が書かれた穴がいくつもあるのですが、
夫が笑いながら
「ここの似島を覗いてみて」
というので、何も考えず素直に穴から覗いてみたところ……
木の枝で視界が遮られ、葉っぱしか見えませんでした~(笑)
獅子岩展望台からは瀬戸内海にある多くの島々を一望でき、素晴らしい景観です!
展望台には屋根付きの休憩場所もあるので、持ってきたおにぎりなどを食べながら、しばらく景色を眺めて休憩♪
(駅2階にも休憩室あり)
紅葉谷駅まで歩いている時は暑かったのですが、山の上は結構風が吹いていて肌寒かったので、ウインドブレーカーを着ることに。
もし行かれる時は、風が吹くと、汗ばんだ身体には寒く感じますので「ウインドブレーカー」などの羽織るものもお忘れなく!
▼獅子岩展望台からの眺め▼
広島市の近くには海上自衛隊「呉基地」があるため、上の画像には写っていませんが、本物の「潜水艦」が通っていくのを初めて肉眼で見ることができました。
獅子岩展望台にある石碑も記念撮影♪
広島駅で6:25発の電車に乗ってから、何も食べていなかったので、展望台での食事は美味しかった~!
本当は、広島駅で広島名物駅弁「あなごめし」を買ってから宮島に行こうと思ったのですが、食後のゴミがかさばると思い、コンビニのおにぎりに。
もし、我が家と同じ「朝6:25分のJR」に乗る予定で、駅弁を購入したい方は、広島駅で6時から開店しているお弁当屋さんを1店舗見つけたので、ご紹介しておきますね。
※広島駅で朝6時開店のお弁当屋さん
⇒「ひろしま駅弁 侍2売店」
※広島駅で他の早朝OKなお店を見てみる(7時開店など)
⇒「【早朝OK】広島駅駅周辺のおすすめ弁当」
9:30過ぎに獅子岩駅に着いたので、まだ人が少ない状態でしたが、お昼近くからはかなり混み合うようです。
撮影目的の方は、早めにロープウエーに乗ることをオススメします。
獅子岩駅で誓いの火を灯してみた!
獅子岩展望台での休憩を終え、獅子岩駅の2階にある休憩所へ戻ったところ、「恋人の聖地」と書かれたモニュメントを発見。
向かって左側に赤いボタン、右側に黒いボタンが有り、2人で同時に押すと、中央のガラスの中に「誓いの火」が灯る仕組みになっています。
息子がスマホを構えて、
「はい、2人で押してみて!」
と言うので、夫婦で苦笑いをしながら「誓いの火」を灯してきました(笑)
当日はよく分からずボタンを押して終わったのですが、この記事を書くために調べ直してみると、馴れ合いとなった私達夫婦には似合わない内容が(笑)
もし気になった方はこちらのページをご覧ください。
⇒宮島ロープウエー公式HP「ふたりで灯そう誓いの火」
ちなみに、愛に溢れたご夫婦やカップル、親子、親友などにはピッタリ♡
行かれた方は、ぜひお二人でボタンをどうぞ♪
獅子岩展望台での散策等が終わったので、この後はロープウエーで下に降りていき、次の目的地である「大聖院」へ向かいました。
参考①:弥山山頂に関する情報ページ紹介
今回、我が家は時間の都合で「弥山山頂」までは行きませんでしたが、弥山山頂付近には「弥山七不思議」と言われるミラクルスポットなどがあり、その中でも消えずの火がある「霊火堂」は「恋人の聖地」ともいわれているので、体力に自身があり、お時間のある方はぜひ行ってみてくださいね。
「弥山」に関する情報が載っていたリンク先を下記に記載しておきますので、これから旅行計画を立てる方は、良ければ参考にしてください。
【弥山に関する参考ページ】
⇒宮島ロープウエー公式サイト 弥山エリアスタンプラリーマップ
(スタンプラリー期限は2023年版表記となってます)
⇒廿日市市観光公式サイト 弥山散策マップ
(PDFデータ)
⇒宮島観光協会HP「弥山地図」
※弥山登山ワンポイントガイドをご確認ください
【ロープウェーを使わず登山の場合】
⇒大聖院HP「弥山登山道」
※ページ下に3つの登山道の詳細地図あり
参考②:ロープウエーまでの無料送迎バスについて
宮島ロープウエー紅葉谷駅までは無料送迎バス(乗車時間約3分)が出ています。
我が家は厳島神社出口あたりからロープウエーに向かう時間が「8:30過ぎ」ととても早かったので、バスの時間が合わず、利用はしませんでした。
寄り道や写真撮影もそれほどしない場合は、厳島神社から紅葉谷公園内を歩いて行っても15分ほどで到着します。
そのため、バスが出発した直後や、観光客が多い場合には、歩いたほうが早いと思いますよ♪
(私のように写真撮影をされる場合は、30分ほどはかかると思います)
時刻表を撮影してきたので、載せておきますね。
▼行き(公園入口から紅葉谷駅への時刻表)▼
2023年5月2日現在
▼無料送迎バス 紅葉谷行きバス停▼
(グーグルマップ)
時刻表にテープが貼ってあったため、季節によって変更される可能性があるのかもしれません。
念のため、観光前にバスの時刻表を確認してくださいね。
※無料送迎バスについて
⇒宮島ロープウエー公式HP「無料送迎バスのご案内」
▼帰り(紅葉谷駅から公園入口への時刻表)▼
2023年5月2日現在
ロープウエーに乗るなら、人の少ない早朝がオススメ!
人が少ない時間に宮島ロープウエーに乗って写真撮影も行いたい場合は、朝9時の始発に乗っていくと、まだ獅子岩展望台にも人影がまばらなので、人が入らない状態で写真撮影がしやすいです。
獅子岩展望台からでも、十分に瀬戸内海の景色を堪能することができました。
元気のある方は、かなり急勾配と言われていますが、片道約30分をかけて、ぜひ弥山山頂まで散策してみてくださいね。
この記事が、これから初めて厳島神社から宮島ロープウエーに行かれる方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
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