宮島の豊国神社(千畳閣)と五重塔を参拝!|広島旅行(宮島)⑥

宮島の大聖院を参拝後、急いで厳島神社まで戻り、今回の宮島観光のメインの1つである「歩いて大鳥居へ」も達成!

干潮時の大鳥居を見た後は、歩いてすぐ近くにある「豊国神社(千畳閣)」へ向かいました。

当日は結構お天気が良くて少し暑かったのですが、千畳閣でしばらく休憩し、その後、お隣りにある「五重塔」へ。

この記事では、宮島観光で行った「豊国神社(千畳閣)・五重塔」について、当日撮影した写真を交えながらご紹介していきます。

※宮島の地図⇒「宮島観光協会 宮島観光案内地図」

こちらの記事は、広島旅行の6記事目となります。

※1記事目(宮島への行き方と注意点ほか
※2記事目(厳島神社と大鳥居について
※3記事目(宮島の大願寺について
※4記事目(宮島ロープウエーについて
※5記事目(宮島の大聖院について
※6記事目(宮島の千畳閣&五重塔について) (当記事)
※7記事目(番外編・宮島食べ歩きについて

目次

豊国神社(千畳閣)とは?

広島06 千畳閣(1)参拝
豊国神社 本殿
豊国神社(千畳閣)

【拝観料】

  • 大人 100円
  • 中・小学生 50円

【開門時間】

  • 8時30分~16時30分

※参考記事
廿日市市観光公式サイト はつたび「豊国神社(千畳閣)」

▼豊国神社(千畳閣)▼
(グーグルマップ)

豊国神社ほうこくじんじゃは、1587年に豊臣秀吉が千部経の転読供養をするために発願し、政僧・安国寺恵瓊あんこくじえけいに建立を命じた大経堂で、宮島にある木造建築物の中で最も大きな建造物となっており、畳857枚分の広さがあることから、「千畳閣」とも呼ばれています。

ただ、豊臣秀吉の急死により工事が中止となり、未完成のまま現在に至っています。

明治の神仏分離令により、本尊は「大願寺」に遷され、「豊国神社(千畳閣)」は豊臣秀吉を祀る神社となりました。

国重要文化財

通称:千畳閣[せんじょうかく]
桁行13間39.546m(約40m) 梁間8間21.091m(約21m)
単層本瓦葺入母屋 木造の大経堂

……本尊の釈迦如来[しゃかにょらい]・阿難尊者[あなんそんじゃ]・迦葉尊者[かしょうそんじゃ]は、明治維新の神仏分離令のときに大願寺に……

引用元:一般社団法人宮島観光協会「千畳閣&五重塔&多宝塔 他」より

※関連記事(大願寺について)
⇒「宮島の大願寺境内は歴史好きにも見どころ満載!巨大な大仏もあり!|広島旅行(宮島)③

豊国神社(千畳閣)は未完成でも趣あり

厳島神社の大鳥居まで歩いた後、階段をのぼって宮島観光最後の参拝場所となる豊国神社へ。

広島06 千畳閣(2)階段

朝から歩き詰めだったので、階段を登るのが辛かったのですが、頑張って豊国神社(千畳閣)まで歩き、無事到着!

広島06 千畳閣(3)入口

畳857枚分の広さと云われているだけあり、外観もかなりの大きさ!

入り口は、大鳥居側からと五重塔側からの2ヶ所あります。

我が家は、大鳥居まで歩いていった帰り道だったので、大鳥居側の入り口から入りました。

見上げると、瓦には「王」の文字が刻まれていました。

広島06 千畳閣(4)瓦

豊臣秀吉が強大な権力を持っていたことを誇示する目的で「王」という文字を刻んだという説もあるようです。

知らずに通り過ぎてしまいそうですが、ぜひ屋根瓦の文字にも注目してみてくださいね。

入り口には千畳閣の説明書きが↓

広島06 千畳閣(5)入口説明

拝観料を払い、ビニール袋に靴を入れて中に入ると、大きな杓子や様々な絵などが沢山奉納されていました。

中に入られたら、ぜひ上を見上げてみてくださいね。

広島06 千畳閣(6)しゃもじ
広島06 千畳閣(7)中

▼こちらは千畳閣内の本殿です

広島06 千畳閣(1)参拝

本殿左手には、授与所があります。

写真を見るとおわかりかと思いますが、千畳閣は未完成のままの状態となっているため、本殿の真上の天井板は張ってありますが、そのほかの部分には天井板がありません。

広島06 千畳閣(8)天井

未完成の建物ではあるものの、それはそれで貴重な天井裏の構造などを見ることができ、とても趣がありました。

ふと見上げると、干支方位盤(干支恵方盤)が。

中央の矢印は、その年の年神様である歳徳神としとくじん がいる方角を表しており、今年(2023年)であれば、恵方巻きを食べた「南南東やや南」が1年の中で特に縁起の良い方角ということがわかりますね。

広島06 千畳閣(9)方位計

早朝から宮島観光に来ており、この日は予定外に暑かったので、千畳閣の中がとっても涼しくてしばらく休憩タイム♪
(飲食不可)

納涼の場と云われただけあり、とても涼しい風が通り抜けるので、本当に快適でしたよ(*^^*)

ほかの皆さんも廊下に座って涼んでいました。(笑)

正面奥に写っている朱色の建物は、千畳閣のあとで見に行く「五重塔」です。

広島06 千畳閣(10)廊下

この廊下の板を見ると、10cmほどの厚みがある板が二重に敷き詰められていました。

直接海風にさらされて痛みが激しかったため、元の板を補強する目的で分厚い板を重ね合わせたそうです。

また、写真中央右手に、一部飛び出ている囲いがありますが、豊臣秀吉が生きていれば、厳島神社へと続く階段を作る予定があったと云われています。

千畳閣の回廊からは厳島神社を見下ろすことが出来ました。

広島06 千畳閣(11)回廊から厳島神社
(千畳閣から見た厳島神社)

涼しい風に当たり、やっと落ち着いてきたので、隣りにある五重塔へ向かいます。

五重塔

高さが27.6mある五重塔の内部は見学不可のため、外から見学し、記念撮影!

広島06 千畳閣(12)五重塔

五重塔の朱色が青空に映え、まわりの緑がさらに引き立ててくれました。

五重塔

【拝観料】

  • 無料

※拝観自由ですが、中には入れません。

※詳細参考
一般社団法人宮島観光協会ホームページ「千畳閣&五重塔&多宝塔 他」

中に入ることが出来なかったので、次はいよいよ最終目的地である食べ歩きへ。

千畳閣の下がちょうど通路のようになっており、歩くことが出来たので、床下の日陰を通って表参道へ向かいました。

広島06 千畳閣(13)床下

日本三景宮島は世界文化遺産・国重要文化財などの見どころが満載!

このあとは、表参道へ向かったので、また「食べ歩きのみ」の記事にてご紹介します。

今回初めて宮島を訪れたのですが、本当に見どころが満載で、

  • 厳島神社
  • 大鳥居
  • 大願寺
  • 宮島ロープウエー
  • 大聖院
  • 豊国神社(千畳閣)
  • 五重塔

を見て回りましたが、他にも「宮島歴史民俗資料館」や「宮島伝統産業会館」、世界一の大杓子がある「etto宮島交流館」、「みやじマリン」という水族館などがあり、1日ではとても回りきれませんでした。

宮島は本当に見どころ満載なので、もしこれから初めて宮島に行かれる方は、「潮汐表の確認」をしてから観光スケジュールを立て、時間の許す限り宮島観光を楽しんできてくださいね♪

※宮島観光 次の記事
⇒「【宮島観光・番外編】揚げもみじやにぎり天など表参道食べ歩き♪|広島旅行(宮島)⑦

※宮島観光 前の記事
⇒「宮島の大聖院を参拝!パワースポットの多さに圧倒される|広島旅行(宮島)⑤

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