車中泊を始めてから、快適な睡眠時間を確保するためにインフレータブルマット(インフレーターマット)を購入。
厚さは色々ありますが、マットの種類と使い心地を調べた結果、日本企業が手掛けているインフレータブルマットで8㎝の厚みがある商品を選びました。
- なぜインフレータブルマットが必要なの?
- なぜ8㎝の厚みを選んだの?
- 実際の使い心地はどうなの?
など、まだ利用したことのない方にとっては購入前に確認しておきたいことが色々あるかと思います。
この記事では、我が家が購入して実際に車中泊で使用しているインフレータブルマットについて、多くの画像とともに詳細を紹介していきます。
インフレータブルマットを購入しようか迷っている方などに、少しでもお役に立てれば幸いです。
なぜインフレータブルマットが必要なの?
我が家は1,000㏄のコンパクトカーで車中泊をしています。
(「トール・ルーミー・タンク」など)
就寝時は、前の座席と後ろの座席を倒して、可能な限りフラットな状態にするのですが、「完全なフルフラット状態」にはならないので、どうしても凸凹と波を打った状態に。
快適な睡眠を得るには、床面の凸凹が気にならない状態にする必要があり、その時に大活躍するのが「インフレータブルマット」です。
初めてコンパクトカーで車中泊をした際には、まだマットを購入していなかったので、本当に寝辛くて寝不足になってしまい、翌日身体の疲れが残ったままハイキングに行ったので、かなりクタクタに。
インフレータブルマットを購入後の2回目以降の車中泊では、寝心地が全く異なり、シートの凸凹が本当に気にならず、快適に眠れるようになりました。
座席をフラットにするための「各凹み場所ごとの車種専用クッション」も販売されていますが、キャンプや防災用品にも兼用でき、コンパクトに収納できる「インフレータブルマット」の方が断然便利です。
我が家は、子供が帰省する際にも車中泊と同じように、2枚をつなげて利用しています。
購入したインフレータブルマットの詳細
いろいろなメーカーでインフレータブルマットが販売されていますが、我が家が選んだのは日本企業の商品で、お店のホームページ内の説明や車種別検証動画がとても分かりやすくて親切丁寧だった、広島発アウトドアメーカー「Bears Rock」の車中泊マットを選びました。
厚さ8㎝を選んだ理由は、商品ページに実際スタッフの方が
5㎝・8㎝・10㎝のマットを使用・収納してみたところ、一番取り扱いがしやすく、快適だったマットが「8㎝」の厚さだった
との記載があったので、我が家も「厚さ8㎝のマット」にしました。
【商品サイズなど】
- 展開時:約190×65×8(cm)
- 収納時:約65×22(cm)
- 重量:約2.4(kg)
- 自動膨張機能あり
- 補修キット付き
- 収納ゴム付き
- 希望者には連結に便利な専用ベルトプレゼントあり
(マット1本に2本)
※「トール・ルーミー・タンク」などのコンパクトカーに2枚並べてピッタリの大きさです
※商品ページには、「タント」などの軽自動車から「ヴォクシー」などのミニバンまで対応のサイズと記載あり
※車中泊やキャンプ時などの車で持ち運ぶ際には気にならない大きさ
※3ナンバー用のワイドサイズもありました
※女性でも収納しやすいです
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車中泊時は、車内でマットをクルクルと巻いていくので、更年期症状で手の痛みがある私には、8㎝の厚みが限界だと感じました。
(10㎝だと巻くときにかなり力が必要となり苦戦しそうですし、重くなります)
商品が届いた際、取扱説明書が入っているのですが、写真豊富でとてもわかりやすい内容になっており、プラスアルファの情報も入っていて、非常に親切!
ネット上でも、インフレータブルマットについて動画解説されており、設置後のイメージがとてもわかりやすかったので、公式チャンネルを紹介します。
▼Bears Rock公式チャンネル
届いてすぐのマットの状態
実際に届いた商品はこちらです。
最初はマットが圧縮された状態で丸めてあるので、収納袋にかなりゆとりのある状態。
袋から出してみると、しっかり圧縮された状態のマットが2つのゴムひもで固定されていました。
ゴムひもを外してマットを広げてみると、内側が黒色でナイロン生地、
表面はスエード調で、肌触りが滑らかです。
癒着したマットの膨らまし方
届いてすぐに広げると、圧縮されていたのでかなりシワシワでペタンコ状態。
なかなか自動膨張機能が働きにくいのですが、説明書にある「マットが膨らみにくい場合」の作業を数回繰り返したところ、
パーンと生地が張った状態に膨らみました。
毎週のように車中泊へ行くわけではないので、しばらく収納しているとまたマットが中で癒着した状態になります。
実際に車中泊で使用するときは、自動膨張機能が宿泊当日機能しやすいように、
使用する前日に「一度自宅でしっかり膨張させてから収納して翌日使用する」
ようにしています。
車中泊当日、もしもマットの膨らみがもう少し欲しいと感じたら、空気穴から息を吹き込むと簡単に膨らみが増します。
空気穴は左右2ヶ所にあり、どちらからでもOKです。
実際に車中泊で使用するときは、2枚のマットを連結して、プレゼントで頂いたロープを2つつなげてマット2枚をさらに固定して使っています。
使用後のマット収納方法
マット収納時は、寝袋の収納時と同じ要領でクルクル巻いて空気を抜いていくのですが、コツとしては、バルブと反対側から自分の手と足を使って空気を抜きながら巻き寿司のように巻いていきます。
- バルブのキャップを開く
- マットを三つ折りにして上に乗り、空気を抜いてキャップを一旦閉める
- マットを広げ、バルブと反対側から両膝で抑えながらマットを巻いていく
- 途中でキャップを開いてさらに巻いて空気を抜く
- 巻き終わったらキャップを閉めゴムベルトを付けて収納袋へ
収納袋は、比較的大きめに作られているので、説明通りに空気を抜きながら丸めていけば、袋に収まる直径になるはずです。
収納方法についても下記画像の通り、説明書に詳しく書かれているので、キャンプ用品の購入が初めての方でも、きちんと収納できると思います(^^)
▼インフレータブルマットの収納方法
インフレータブルマットで車中泊を快適に!
これまでに何度か車中泊を体験しましたが、インフレータブルマットのあるなしで、本当に寝る時の快適さが全く異なるので、これは買って良かったです!
収納後がコンパクトで、持ち運びにも便利ですし、テント内や防災用品としても使用可能。
また、我が家のように子供の帰省時にも利用できるのでとても便利です。
個人的にお気に入りの店舗となり、インフレータブルマットを購入後、‐15℃まで対応できる「オールシーズン使用可能な新しい寝袋」と「インナーシュラフ」も同じお店で購入しました。
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※他にも普通サイズの寝袋やマミー型など、種類豊富です
⇒「Bears Rock インナーシュラフ」を楽天市場で見てみる
寝袋は広々としていて寝返りも出入りもしやすいですし、以前使用していた寝袋よりはるかにふかふかしていて快適です。
インナーシュラフは、夏はクーラーの冷え防止に、冬場になると車に置いておき、ひざ掛けとしても利用しています。
この記事が、これから車中泊を始めてみようと思っている方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。