前回の記事で紹介した全国1,300余社ある浅間神社の総本宮である「富士山本宮浅間大社」を参拝後、第二駐車場前にある「お宮横丁」にて静岡県富士宮市のB級グルメを堪能したあとに訪れたのは、「静岡県富士山世界遺産センター」です。
富士山本宮浅間大社の第二駐車場から、徒歩で3分ほど。
実際に行ってみると、建物のデザインがとてもユニークで、展示棟の中も壁面に富士山や疑似登山が体験できる映像が投影され、とても魅力的な施設でした。
特に、5階展望ホールの屋外テラスからの眺めは最高です!
また、富士山本宮浅間大社の「一ノ鳥居」があり、撮影場所・角度によっては非常に素敵な写真を撮ることができるので、写真好きの方には「映えスポット」間違いなしです(笑)
この記事では、富士山本宮浅間大社から歩く道の紹介や、静岡県富士山世界遺産センターの魅力などについて、現地で撮影した写真を交えながら紹介していきます。
これから初めて行かれる方にとって、我が家の旅行記がお役に立てれば幸いです。
浅間大社から静岡県富士山世界遺産センターへ
前回の記事の最後に紹介した富士山本宮浅間大社の道路向かいにある「お宮横丁」で休憩したあと、上記の地図に載っていた「静岡県富士山世界遺産センター」に向かいました。
お宮横丁の横にある細い道を南へ歩いて行き、
しばらくすると、右手に「静岡県富士山世界遺産センター」が見えてきます。
富士山本宮浅間大社前のお宮横丁から、徒歩3分ほどで到着します。
我が家は先に「富士山本宮浅間大社」を参拝したので、車は富士山本宮浅間大社の第一駐車場に止めたままにしました。
途中にお手洗いがあるので「そろそろ…」と思っていた方はお立ち寄りください(笑)
静岡県富士山世界遺産センターとは
「静岡県富士山世界遺産センター」では富士山の歴史・文化・自然などを様々な形で紹介しており、施設内は螺旋状のスロープ、外観は逆円錐状のとてもユニークな特徴のあるデザインの施設となっています。
- 開館時間:9:00~17:00(7・8月18:00まで)
※最終入館は、閉館30分前 - 休館日:毎月第三火曜日、施設点検日
- 観覧料:常設展 個人:300円(無料対象者有)
- 駐車場:専用駐車場はなし(近くの有料駐車場へ)
※現在の料金や駐車場詳細などは下記をご覧ください
公式サイト「開館時間・休館日・料金」へ
公式サイト「アクセス・駐車場」へ
公式サイト トップページへ
また、施設前には「富士山本宮浅間大社」の「一ノ鳥居」が建っており、扁額には「富士山本宮」と記されています。
静岡県富士山世界遺産センターには来場者用の駐車場がないため、最寄りの有料駐車場に止めてから徒歩にて来場する形となります。
施設に入る前に周囲の撮影を楽しもう!
午前中に「静岡県富士山世界遺産センター」に到着した方は、そのまますぐに施設に入るのではなく、ぜひ先に周囲からの撮影を楽しんでください。
理由は、お天気の良い午前中に撮影した方が
- 雲がかかっていない富士山を撮影できる可能性が高い
- 午後よりも観光客が少ないので人が写真に写り込みにくい
- 午前中の方が風が弱いことが多い
からです。
「静岡県富士山世界遺産センター」に到着後、まずは富士山と富士山本宮浅間大社の「湧玉池を起点」として流れている神田川を撮影。
う~ん、ちょっと正面の建物が邪魔ですね(^^;
富士山の正面に建っている建物は、なんと某予備校!
受験生にとっては、富士山に見守られ、とてもご利益がありそうです(笑)
気を取り直し、別の場所から富士山を撮影。
「富士山本宮浅間大社」の「一ノ鳥居」と雲のかかっていない「富士山」を撮影できました!
上の写真は、「静岡県富士山世界遺産センター」前の道路を渡ってから撮影しています。
続いては「静岡県富士山世界遺産センター」前の水盤に映る富士山です。
少し雲がかかってしまいましたが、午前中は無風状態や弱い風の時が多いので、水面が揺れにくい状態になることが多く、富士山の綺麗なリフレクション写真を撮影できました。
「静岡県富士山世界遺産センター」の周囲で撮影した最後の写真はこちらです。
「静岡県富士山世界遺産センター」は逆さ富士のデザインとなっているため、水盤に写る建物がちょうど富士山の形に。
少し風があったようで、若干水面が揺れてぼやけた感じになりましたが、人が写り込まない状態で撮影できたので満足です(*^^*)
一通り撮影を終えて、ようやく施設内へ。
富士登山の疑似体験をしながら展望テラスへ
「静岡県富士山世界遺産センター」入口で観覧料を払い、展示棟内へ。
いよいよ全長193mのらせんスロープの入口です。ゆっくりと歩きながら上っていきます。
らせんスロープを上らずに、右手に行くと「カフェ&ミュージアムショップ」があります。
軽食をとりたい方やお土産を見たい方は、お立ち寄りくださいね。
らせんスロープを上っていくと、富士山の風景を楽しみながら富士登山を疑似体験できる「1.登拝する山」の映像が壁面に現れます。
壁面には、海から見た富士山の姿や周りの風景などが投影され、富士山の中を歩く登山者の影が映し出される場面では、来場者自身の影も投影されるので、富士登山を疑似体験している感覚を味わうこともできます。
上っている途中に、映像シアターや常設展示がありますが、まずは一気に最上階の展望ホールを目指して、壁面の映像を見ながら上っていきます。
「3.荒ぶる山」「4.聖なる山」「5.美しき山」の各常設展示、「映像シアター」は動画、静止画共に撮影禁止となっていますので、ご注意ください。
※公式サイト⇒来館・鑑賞時のお願い
展示棟内は結構暗いので、お子さんが走ったりしないよう気を付けて歩いてくださいね。
上りが続くので、体力に自信のない方は少し息を切らしてしまうかもしれませんが、最上階の展望テラスで富士山を見るために頑張って
(^O^)/
最上階のテラスに辿り着くと、皆さん思わず
「わぁ~!すごい!見事な富士山!」
と歓声が上がります。
展望テラスから撮影した富士山がこちらです。
下の方に写っている赤い鳥居は、1つ前の記事で紹介した「富士山本宮浅間大社」の「二ノ鳥居」です。
写真では実際の感動が伝わらないかもしれませんが、遮るものが全くない状態で富士山の裾野まで見渡せるこの景色は、とても感動的な景色でした。
ずいぶん昔、富士山に登ったことがありますが、やはり富士山は遠くから眺めるのが一番ですね。
日本が誇る富士山は本当に美しい。
しばらく景色を堪能し記念撮影をしたあとは、まだ見ていない場所があるので元のスロープへ。
前述しましたが、「3.荒ぶる山」「4.聖なる山」「5.美しき山」の各常設展示、「映像シアター」は動画、静止画共に撮影禁止となっていたので、この後は写真撮影はせず、それぞれの場所をゆっくり観覧しながら下りていきました。
それぞれの階が、富士山の歴史や信仰などについての資料が多数展示されている非常に魅力的な展示会場となっているので、ぜひ順番に立ち寄りながらご覧になってください。
尚、2階にある「映像シアター」では265インチの大画面で富士山の四季折々の姿等を上映しています。
とても美しく雄大な富士山の姿を見ることができるので、上映時間を確認の上、ぜひご覧になってください。
展示棟内のバーチャル体験ができる公式サイトがあるので、ご興味のある方はよければ体験してみてくださいね。
⇒公式サイト「お家で体験!VR世界遺産センター」
日本が誇る富士山の魅力に感動!
今回、「富士山本宮浅間大社」の第二駐車場トイレ前に貼ってあった「静岡県富士山世界遺産センター」までの地図に気が付かなければ立ち寄る予定がなかったのですが、観覧して本当に良かったです!
建物自体が富士山を模したとても繊細なデザインとなっており、展示棟内の見せ方も様々な工夫が施されているため、より一層日本の誇る富士山の魅力を体感することができました。
お天気の良い午前中に行くことができれば、雄大で本当に美しい富士山を見ることができます。
色々な角度からの撮影も楽しめますよ(*^^*)
我が家と同じように「富士山本宮浅間大社」の参拝をされる方は、ぜひ「静岡県富士山世界遺産センター」にもお立ち寄りください。